「Full Circle」ってなに……?

 呆然としています。

 V6のコンサート配信見てたら突然始まった、全然知らんハイパースタイリッシュ曲、あれ何……?わかんない……私の知らないV6がいた……三宅さんよりこっちの方がはるかにクリビツ仰天イタオドロなんですけど……?
 見返す前に第一印象を記録しておこうと思って自分のおぼろげな記憶を辿ってみたんですけど、
・かっこいい
・めっちゃ踊り難しそう
・WAになった
・6人って言ってた
・サビ入りで坂イノがWセンター張ってた(?)
 曲が始まった瞬間記憶容量が0.1kBぐらいになっちゃってこれしか覚えてなかった……終わってる記憶力……
 とりあえずこれからアーカイブを見てちゃんとした感想を吐き出します。このままじゃ寝れない。


 ↓


 見ました。坂イノがWセンターだったの、これじゃないわ……「It's my life」ですね。坂イノへの興奮のあまり記憶の混濁が発生していた……


 まずタイトルに沸いてしまいました。「Full Circle」、歌詞から察すると欠けのない円であり一周して元に戻ることも意味してる、というダブルミーニングだと思っていいんですかね?いいんですよね!?これもう「WAになっておどろう」かつ「時間は大きな円環を描く僕を抱いて」(「羽根 〜BEGINNING〜」より)への盛大なオマージュじゃないですか……最近情緒の安定性が終わってて深夜に「羽根 〜BEGINNING〜」流しながら泣いてる人間なのでもう……25年という長い年月を一つの円環として雨に打たれて陽に灼かれながら歩んできた6人の足跡に想いを馳せてしまいますね……この曲ではV6自身が欠けることのない円であると同時にそんなV6も時間という大きな円環の中を歩んでいるんだってこと……?すごい……ウロボロスじゃん……何言ってんだ私……?


 そして曲調!全然ハートフルさがない!!良いぞ!!!
 別にそれがないのがいつでも良いって言ってる訳じゃなくて!最近のV6楽曲のキーワードの一つに「ハートフル」があると思ってるんですけど、25周年曲1発目*1にこのハピネス感ほぼ0のダウナーな曲調をブチ込んできたのがまさしく「時代を一周して戻ってくる」って感じで最高ですわって話です!!「Orange」もそうですけど、V6って周年曲でたまにハピネスとはかけ離れた曲を投入してくるとこありますよね……困りますねこういうことは……どんどんおやんなさいと言いたい。
 ちょっとうがった見方になっちゃうかもしれないんですけど、私はこの曲「It's my life」の両A面かカップリングなんだろうな〜と思ってて*2。この状況がなくてコンサート配信もなかったら、「Full Circle」は去年の「All for you」的なファンのみぞ知るところで公開される曲になってたかもなと思うんですけど、この配信によって最近のV6のパブリックイメージと離れたこの曲がチケットを買ってた全てのファンに大公開されたんだと思うとも〜ニコニコしちゃいますね。自分らのファン以外の人が大勢見てたってお構いなしなところマジで大人気ない、最高。


 歌詞については言葉をそのまんま受け取ることが大事なタイプの歌詞かな〜と思ったので全体については何も語らん……というか言葉をまっすぐ噛みしめるぜってスタンスで行こうと思ったんですけど、いっこだけ特筆したいのは「流行って廃って歴史はまた繰り返してくよと」ですね。ここがあまりにもグサっときてしまった……あるコンテンツに対して流行り廃りがやってくるのはもう現代社会の摂理みたいなものだと思うんですけど、アイドルはコンテンツの中身が人間のキャラクターである*3以上、流行り廃りが単に「商品に飽きる」を超えて「その人のキャラクターに世間が飽きる」という残酷な意味を持つことがあるよなあと思っていて、そのアイドル、それも私の大好きなアイドル(しかもトニセン)が「流行り廃り」を歌うことにグオオ……となったよという話です……
 V6ってそもそも最近「社会」とか「世間」に対する冷めた視線を歌詞の中で歌うことがあんまりなくて、あったとしても曲の主人公である「語り手」が疲れた社会人等としての視点でそれを言ってるっていう、メタ的な意味での壁を1枚隔てた状態でそういう言葉が歌詞にのってたように思ってるんですが、このフレーズに関しては歌のテーマがV6そのものなので「壁」を感じなくて、それだけによりグサっと刺さるものがありますね……そういう流行り廃りを長い時間の中でたくさん見てきただろうけど、アイドルであることを続けてきた彼らの強さを感じるし、今私たちを楽しませる仕事に就いててくれてありがとうって思うし、でもそういう気持ちで世間の軽薄さへの感情を麻痺させたくはないし、ただまあ彼らはたぶんそういう葛藤とかもうとっくの昔から感じつくしてるんだろうって思うし……すいません全然まとまんなかった、とにかくこの一節がだいぶ私に深く刺さったんです。


 そしてまたダンスもね、V6のダンスは「良い」って知ってますけど改めて新曲を見せられるとほんとにこの人たち年齢を言い訳にする気がないんだなって思っちゃうな……
 私のめっちゃ好きなところが「寝ても覚めても四六時「中」」です。ここはモーションが全員バッチリリズムにハマってて見ててチョ〜気持ちいいんだ……「SPARK」とかもそうですけど、全員よく見るとかなり違う動きしてるんだけど動きのタイミングがドンピシャで拍にハマってるから見てて気持ちいいっていう、ここ数年のV6で見られるようになったこういう瞬間をバッチリ捉えられるとめちゃめちゃ笑顔になってしまいます。
 そしてこれは余談というか、コンサートの始まりからもう分かってたことですが、坂本さんのお膝がしっかり良くなってるみたいで良かった、ほんとに良かったです。改めて、踊ることをやめないでいてくれてありがとうございますって言いたい……


 歌声に関してはカミセンのラップとかトニカミパート分けの妙とかここの長野さんの声がいいとか色々あるんですけど、最後の「I'm gonna be alright」を書きたい!!私坂イノコンビは2人ともメインボーカルでありながらハマる表現の方向性がちょっと違うなあと思ってて、坂本さんは感情の放出のやり方をコントロールした表現が似合う、あんまり顔を歪めずに歌い上げるイメージがある(例: way of lifeCメロ、GOLD2番のソロ等)一方で、井ノ原さんは激情とも言えるような感情を思いっきり放出するタイプの表現が似合う(例: セクバニコン「明日の傘」、fAKE大サビ直前等)*4ように感じてるんです。で、この曲の最後の「I'm gonna be alright」2回繰り返しでもどっちが上手いとかじゃなくその違いが出てて、かつ最後の装飾しまくった「I'm gonna be alright」を振るなら確かに井ノ原さんだよね……!とめっちゃ頷きました。井ノ原さんってフォーク要素があってアコギが似合う曲をよくソロでやってるからあんま普段意識しないけど、こういうソウルフルな歌い方が似合うなあと思ってて、ここでもそれが大発揮されてて嬉しい限りです。


 最後にこれは単純に自分の「癖」にきたってところなんですけど、1番サビ終わりに岡田さんの「I'm gonna be alright」で岡田さんを坂イノが挟む絵面で「イイ……!!」ってなりました。将軍を参謀2人が支えるみたいな画面の強さ、素晴らしいですね。










 これで寝れる……
 そして言ってもどうにもならないのはわかってるんですが、可及的速やかに音源を出してほしい……お金を払わせてほしいっていうのはもちろんそうだけど、「Full Circle」の音源が欲しいんです……でもエイベックスさんにも色々な事情がもちろんあると思うので、1ファンはのんびり構えて待ってます……
 私はこれで寝ます!おやすみなさい!!

*1:「周年」っぽさが出てる曲としては1発目って意味です

*2:可能性は低いかもですけどこれ独立したシングルとかアルバムリード曲とかだったら最高すぎて爆笑しちゃいますね

*3:人間そのものではなく、あけすけな言い方をすれば「アイドル」として適するよう商品化されたキャラクターだと思ってます。ちょっと嫌な言い方をしましたけど、私はこれは必ずしも悪いことではないと思ってます

*4:まあだからこそAnswerの坂本さんとか刹那的Nightの井ノ原さんみたいなギャップある表現が最高になるのですが

在宅期間で百人一首の面白さに気づいた

 最近ずっと家にいるので百人一首を覚えてみたら、その面白さにすっかりハマってしまったジャニオタの話です。

 

 

 昨今の情勢下で私も週に1〜2度しか家を出ないという生活を送っているのですが、化粧してちゃんとした服を着て電車に乗ってというルーティンがなくなったおかげで毎日時間も気力も満ち溢れた生活を送れています。せっかくだからその有り余る時間と気力で何か今までしてこなかったことをしてみようと思って、国旗を覚えたりコナンの映画を観まくったり色々してるんですが、その色々の中でも、なんとなく覚え直そっかな〜と思って調べ始めた百人一首にハマってます。めちゃめちゃ面白いじゃんこれ……

 これまでの人生で百人一首に触れた機会といったら高校の授業の一環で開かれた百人一首大会(覚えるのは完全に生徒任せだった)とコナンの映画「から紅の恋歌」ぐらいなもので、百人一首大会のときはいくつかの歌とその現代語訳だけ覚えてたんですけど、そんなんじゃ和歌の面白さなんて分かるわけなかったんや……と痛感してます。ちゃんとした解説サイトを読んで、単なる現代語訳ではない歌の意味とか、詠まれた背景とか詠んだ人の人生とかを知ると、「そんなことを思ってこの歌を……!!」みたいな気づきが本当に全ての歌にあって、31文字の中に凝縮された情緒を一つ一つ知っていくのが楽しくて仕方ありません。古典の先生こんなこと絶対教えてくれなかったよ……

※ここからジャニオタ全開でお送りします。

 

 

 

 1000年前の感情に共感できる

 一つ一つの歌の意味をちゃんと知っていくと、「その感情この曲で聞いた〜〜!!」みたいな共感を覚える歌が結構いっぱいあって、時代が1000年違う作品でリンクした感情が表現されてるのってめちゃめちゃロマンじゃんと思っています。ジャニオタとして「これジャニーズの曲で聴いたことある……」と特に感じた歌が次の2つなんですけど、

「風をいたみ岩うつ波のおのれのみ砕けてものを思ふころかな」

 彼女にこっぴどく振られて自分ばかりが悩んでるってテーマに「夕焼けドロップ」に通じるものを感じました。歌の雰囲気も、見事に玉砕!!って感じのちょっと情けない男の嘆きが想像できて、ここも夕ドロっぽいな〜とか思ってます。

「忘れじのゆく末まではかたければけふを限りの命ともがな」

 あなたが愛を誓ってくれている今がすごく幸せだけど、幸せだからこそその愛が失われるときがいつか来るのではと思ってしまう……いや、そのマインド完全に「愛のかたまり」2番サビじゃん…… 

 こういう風に、言葉とか表現方法は違っても今と1000年前で本質はほとんど変わらない気持ちが共通して人々の間で抱かれてるっていうのを感じて、人間の営みってどんどん移り変わっていくけどその中で変わらんものがある……ロマン……みたいな気持ちになってるし、単純に1000年前の気持ちに対して、歌を通すことで「わかる」って共感できるのすごくないですか?

 もちろん時代によってその気持ちの背景は違うわけで、私が共感しているその気持ちも歌を詠んだ当時の人の気持ちそのものとは微妙に違うとは分かってます。だけど、短歌という短く定められた形の詩だからこそ、時代を経ても変わらない、研ぎ澄まされた気持ちそのものが31文字の中に込められているように感じられて、だからこそ遥か昔の短歌に「分かるで……」って頷けてしまうんじゃないかなあと思ってます。

 

 

背景を知ることでさらに楽しい

 そして背景や文脈を知るってこんなに大事……いや、大事と言うよりも、世界を広げてくれるんだなと改めて感じました。歌を詠んだ人の背景を知って印象がガラッと変わったのがこの

「世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも」

です。この歌は単純に意味だけ捉えると「平和な日常が続いてほしい」という感情が詠まれていて「ヘ〜、のんびりした歌じゃん」みたいな印象を受けたんですけど、これを読んだのが源実朝で、彼がどんな生涯を送ったのかってことを知ると、「ウオオオ……」とうめきたくなってしまうんですよ……。12歳で武士の棟梁になって、自分の周りに起こる政争をたくさん目にしてきて、それでこういう歌を詠んでたのかと思うと、のんびりとはかけ離れた重たい気持ちが込められてたのかなあと憶測してしまいます。そして自分の甥に暗殺されるっていう実朝の最期もこの歌に込められた平和な理想とはかけ離れていて、その運命にもまた悲しくなりますね……。

 この歌に限らず、詠んだ人の背景や詠まれたときの状況を知ることで歌に込められた当時の思いみたいなものが感じられる歌(68番、72番、99番、100番とか)が結構あったんですけど、これって百人一首に限らずいろんなところで経験あるわ……とデジャブを感じたんです。たとえばV6の曲でいうと「over」は何も知らずに聞いてた最初のころもそりゃいい歌だなーと思ってたんですが、この歌をトニセンが作詞したことを知ったことで、その当時の彼らの状況とか心情に思いを馳せてさらに楽しむことができるようになった、みたいな。 こういう風に作品の背景を知るという楽しみの深め方には作品の形態も時代も関係なくて、その作品がつい20年前に作られたものでも1000年よりも前に作られたものでも同じ楽しみ方ができるんだなあと改めて実感しました。こういう和歌の楽しみ方を高校の時に知れてたらなあ〜〜!でもまあ遅すぎるなんてことはないので!!今知れて良かったなあと思ってます!! 

 

 ここからは和歌そのものと離れた話になるんですが、私がここまで書いてきた「背景を知る」って楽しみ方はどんな形態の作品にも当てはめられると感じてる一方で、こういう楽しみ方はあくまで副次的なものに留めておきたいなと個人的に思う気持ちもあります。こういう楽しみ方が単純に作品を楽しむよりも先に来てしまうと、逆にあんまり楽しくなくなってきちゃうような気がしていて……自分のくせとして感覚よりも理屈を優先させちゃいがちなので、「知ることで楽しい」っていう理屈よりの感じ方を考えなしに味わいまくっていると、作品を知覚した時にパッと感じられる楽しいとか面白いって気持ちを圧迫してることがあるんです。これめっちゃもったいないなあって感じてて、やっぱり作品そのものを楽しむってことを一番重要なこととしておきたいなと思っています。

 あと作り手から作品の背景を汲み取ってね!みたいな甘えを感じる作品があんまり好きじゃなくて、だから「背景を知る」という楽しみ方を自分の中で至上のものとしたくないというのもあります。この「甘え」ってめっちゃ曖昧な概念で、製作者の意図にかかわらず背景が作品に滲み出てしまうこととか、背景すらも作品の一部とした上できちんと作品をつくることとは違ってて、なんというか……作品を受け取った人に訴えかけるために作品そのものに磨きをかけることを怠って、受け取り手に背景を想像させることで満足させようとしている、という感じのことを意味してます。この「怠る」とか「満足させようとしている」っていうのは全て主観でしかないので万人にとって「甘え」がある作品の定義なんてできないんですけど、個人的にはたま〜にこういう嫌な「甘え」が感じられる作品に行き当たることがあって、その時に上で書いた「理屈よりの考え方を考えなしに味わいまくっている」状態になっていると、「甘え」をうまく認識できないことがありました。なんかモヤモヤするんだけど楽しめないわけではないんだよな、でもモヤモヤするんだよな〜……みたいな。だからこそ、この点でも自分が作品そのものに触れたときに感じる楽しい・面白いという気持ちを一番大切な軸にしておきたいなーと個人的に意識してます。

 ここの段百人一首全然関係ない話してるな……笑 あくまで副次的なものにしておく意識は持っていたいけど、文脈を知ってそれが作られた背景に想いを馳せることで作品をさらにさらに楽しむことができるって何にでも共通していて、私はこういうことで楽しみを深く広げていけるのなら、用法用量に気をつけてどんどんやっていきたいなって思ったということです!  

 

 

 

 百人一首の意味や詠んだ人の気持ちをちゃんと知ってみるとめっちゃ面白いね!ってことに学校の古典を終えて何年も経ってから気付いた!楽しい!という話でした〜〜!他の和歌集も調べてみたい!!

お題「#おうち時間

ここが好きだよ、コンサート「The ONES」

 おととい、YoutubeでV6のコンサート「The ONES」が期間限定公開されました。

www.youtube.com

 この機会に改めてコンサートの感想をつらつらとメモ帳にしたためたところ結構な長さになったので、記事として公開してみました。いや〜本当にジャニーズ事務所avex及び関係各所の太っ腹っぷりに感謝しかない……



「洗練されている」コンサート

 私が感じたこのコンサートの良さを一言で形容するなら「洗練された」という言葉が当てはまるのかなあと思っています。曲も衣装も演出も洒落ていて、なおかつ大人っぽい品があってスタイリッシュなんですよね……これは近年のV6のコンサート全てに言えることなんですけど、味付けがしっかりめの曲も結構ある*1けれども、それらがちゃんと意味を持って演出されていることでセトリと過不足なく調和するものになっていて、そういう「無駄が削ぎ落とされた」「丁寧な」ところから「洗練された」印象を受けるんだなあと、改めて思いました。

 ただ近年のコンサートの中でもワンズコンは特に洗練されていてスタイリッシュだなと私は感じています。それは元となるアルバムの曲がそういう雰囲気を持っていることがもちろん第一の要因としてあると思うんですが*2、ペンラの色が濃いめの青で統一されてることも地味に大きいなあとこの機会に映像を見返して気づきました。客席が1色で統一されていると映像で見たときの「群衆感」みたいなものが驚くほど減るし、「ボク・空・キミ」や「Remember your love」などでは青〜紫の照明と相まって画面全体が統一された色彩となっていてすごく綺麗だなあと……この2曲に限らずワンズコンでは全体を通して青というか寒色系の照明が印象深いんですが、その照明とペンラの色が調和して色彩に無駄のない画面になっているシーンが多く、そこが非常に好きです。


観客との距離感

 会場の観客との距離感が変幻自在なんだよなあと改めて思いました。お客さんと一緒に盛り上がるよ〜イエ〜〜!!みたいな曲での近さ、同じ目線に立っているという幻想を与えてくれる感じはある意味アイドルに普遍的なものだと思うんですけど、その逆に精神的な距離を遠くとった曲での「遠さ」、そして「近い」曲と「遠い」曲の変遷のスピードがワンズコンは特にすごいなと私は感じているんです。

 精神的な距離を遠くとったときの距離の大きさというのを私が特に感じたのは「刹那的Night」と「太陽と月のこどもたち」です。この2曲は音楽としての系統こそ全く違うんですが、「これを歌ってるときのV6、人間じゃねえな……」という印象を抱いたという点で私の中で少し似たところにありまして……

 細かい話は後ろに書いていますが、「刹那的Night」のV6は人間の形をした物体、「太陽と月のこどもたち」のV6は全人類を慈しみ見守る存在のように見えるところがあり(激キモポエムですみません)、どちらもV6以外のものが干渉することはできないんだ……と思わせてくる雰囲気があって、その不干渉性、距離の遠さに非常にゾクゾクしています。「遠さ」と呼ぶとネガティブなイメージを含んでしまうんですが、これは決してそういう曲の6人がこちらを見てくれていないという話ではなく、むしろ「太陽と月のこどもたち」のように彼らはしっかりとこちらを見て大きな慈愛を向けてくれているのにもかかわらず、「遠い」曲の中のV6だけで完結した美しい世界には我々が絶対に干渉できない単方向性があるのだという話で、この単方向性がこの上なく私のツボを刺激するのです。

 そしてそういった「遠い」曲から「近い」曲、あるいはその逆に移行するときの開け方・詰め方のスピード感がワンズコンはすごいと思っています。上に挙げた「刹那的Night」の、その後の流れ(「COLORS」→「by your side」)にこのスピード感が一番分かりやすく現れてると思っているんですが、ここの、ショーケースの中のマネキンのようなV6が「COLORS」に入って一気に迷い悩む人間の姿となり、さらに「by your side」で観客との距離がぐっと縮められ会場がファンと一緒に楽しむ空間となるという変遷の速さ!3分前まで無機質無表情でポーズをとっていた人たちがニコニコとじゃれ合い始める目まぐるしさに集中を切らす暇がない。楽しいですね。


細かすぎて伝わらない「The ONES」の好きなところ

 ここからは細部について曲順で書いていきます。

オープニング
Youtubeで同じく期間限定公開されていたアラフェスを観た直後にワンズコンに移行したせいかもしれないんですが、オープニング含め全体的に映像の殺意が高い。なんというか、V6ってやっぱavex所属なんだなって思いますねこのオープニング……
1:09の左目だけ明かりに照らされた坂本さんの視線の鋭さにときめきます。

Can't Get Enough(1:54〜)
・CGEが1曲目はマジで殺しにかかってるよやっぱり……パネルから出てきた時の佇まいが完全にマフィア。
・出だしのフォーメーション、完全に森田剛さんを中心とした引力が発生してませんか?
・1番Bメロ「俺を狂わせるほど」で坂本さんが指をクルクルするところ、ほんとにベテランアイドルを感じて好きです。
・1番サビ「見せたら You won't」で抜かれる三宅さんの、赤いライトに照らされた手の甲の筋よ……
・1番「You keep taking all my breathe away」で坂イノが前に出るフォーメーションを真ん前から定点で抜いてくれてるこのカメラワークに感謝しかない。
・2番の照明、赤に一瞬だけ白く強い光が混じるのが白黒のコントラストが強い衣装に映えていて好きです。

never(4:52〜)
・1番Bメロ「言い訳と嘘」の、脚開く→閉じる→腕上げる→グルン!の振りを定点で撮ったカメラワーク、これもありがとうございます。
・間奏の洗練照明
坂本昌行さんの歌声に包まれたい……
・次のBEAT OF LIFEに行くところで白いライトがスワアッって客席に向くの、ここ一気にブチ上がれて大好きです。

BEAT OF LIFE(8:02〜)
・みんなで盛り上がろうぜーつってブチ上げる曲がこんなにオシャレでかっこいいの最高だよ、BOL……
・1番サビ終わり森田さんと大サビ終わり岡田さんのじがじがで他の5人が屈む振りにしてくれた人に感謝を捧げたい。
・井ノ原さんのパワフルなロングトーンからの坂本さんのソロ、坂イノ好き人間としてどうしても湧いてしまう……
・全員イカした野郎どもなの最高なんだが?

SOUZO(10:28〜)
・BOLとSOUZOを一緒にしたこの流れでのV6があまりにもイキでかっこいい大人の集団で大好きです。
・改めて見るとSOUZO歌い出しのレーザーすごいな!?
森田剛さん、引きで見ても寄りで見ても小粋でかっこいいのどういうつもりなんですか?
・Cメロ?で自分のソロを歌ったあと森田さんソロの「何急に?」で体を屈める井ノ原さんが好きです。私こういう振りが理屈抜きで好きなんだな……
・岡田さんの最後のパートの直前(3回目のテ〜デッデ〜)に右手でひたいをなぞる動作があるんですが、そこの坂本さんが死ぬほどかっこいい。

HONEY BEAT(13:24〜)
・直前までかっこいい大人たちだったのにハニビに入った途端さわやかな応援団と化すのずるいんだよ〜……
15:12の、カメラ目線の長野さんの笑顔。

Beautiful World(16:47〜)
・19-20のカウコンに行った経験のある状態でこのハニビ→BWという流れを観ると、カウコンの思い出まで蘇ってきてしまってちょっとぐっときますね……
・BWはやっぱり浄化力がすごい。アリーナの音を拾ってさらにイヤホンで聴いてるからかわからないんですが、なんか音のバランスが音源とかテレビで聴くときと違うような気がして面白いですね。
・振りとは分かってる、分かっているんですが、坂本さんが長野さんの肩に手を置くところでどうしても気持ちが昂ぶる……

MC後の映像
23:04で左から2番目のパネルに映し出された森田さん。

Answer(23:19〜)
・「Oh…」の歌い始めで一気に体を沈める坂本さん。1人で会場全てを相手に歌う坂本さん。もう理屈じゃないんだ……好きです……
・1番Aメロ「問い続ける」で上を向く井ノ原さんの、表情のないような強い意思を秘めたような視線。
・坂本さんが影のようでもあり光のようでもあるんですよね、この曲のサビ……
・Cメロ「手にしたものだけが正しいの?零れ落ちたものは?」を岡田さんが歌うという歌割り、そして「零れ落ちたものは」で足元を見る岡田さんの視線の遣り方、そして彫りの深さゆえに目元が完全に影になっているところ。
・大サビで本気の全力で歌う坂本さんを観るたびに、これを最初に観たときの、勇気づけられるような、胸を締め付けられるような、そういう気持ちを思い出してしまいます。
26:13で炎を背景に吠えるように歌う坂本さん。

Remember your love(26:40〜)
・この曲の照明・パネルの映像・衣装の色彩の噛み合い方が一曲通して大好きです。
・出だしの「I'll remember your love」を繰り返すところで同じ振りを坂本→長野→岡田→森田(敬称略)と時間差でやっていくのを定点で映してくれるカメラワーク、振りの個人差がよくわかってすごく好きです。
・1番Aメロ三宅さんパート「一つずつ拾って」のすぐ後、肩先行で右に移動する井ノ原さんの動き。Rylに限らずこの衣装の井ノ原さんほんとにフォルムがきれいでどの動作も美しい……
・1番Bメロ「枯れた花が」の直後の井ノ原さんのブレス、そして「窓辺でうなだれてる」の表情ほんとに……なんというかセクシーなんだよな……
・2番Bメロの自分のパートを歌い終わったあと後ろを向く森田さんの、指の握りしめ方。
・「胸に刺さる針を抜く」の坂本さん、去年8月のブログで詳しく語ってあるんですが何回見ても大好きです。
・Cメロ「思うよ」で頭をトントンする井ノ原さんの動き。

Round & Round(30:27〜)
・1番Bメロのソロを微動だにせず歌う森田さん。
・「感じているリアリティ」の岡田さんの、めちゃくちゃ力強い声の張り。
・1番サビ「不実な言葉が」の長野・三宅→岡田→坂本と抜かれるここ全員表現が最高!!長野さん三宅さんの伸び方がシンクロして、光の当たり方も相まって三宅さんが長野さんのシャドウのように見えるところ、岡田さんの指の閉じ方、坂本さんの前髪による眼差しの隠れ具合、この流れに10万点です。
・Cメロ「その答え「は」」で光が指向性を失うの毎回震える……
・大サビ「無「意」識の中」で首をグッと上に向ける長野さんの動きと体に添えた手の筋、美しいですね……
・ラストのポーズ!!6人が距離を空けて同じ態勢で並んでいても少しずつポーズやバランスが違うのが如実に分かるところも、白一色で逆光に照らされたモノトーンの画面が広がっているところも最高に画として美しい、壁紙にしたい。

刹那的Night(33:01〜)
・白一色で逆光に照らされた無彩色の世界から黄色緑のレーザーで有彩色の世界へと展開するこのつなぎでもうアドレナリンが出まくる。
・静止したポーズと服だけの残像が一瞬残る照明によって、V6が人間じゃなく「オブジェクト」のような印象になっていく歌い出しにゾクゾクします。
・花道で静止するところ、1番目から2番目のポーズへ移る瞬間の井ノ原さんの腕の回し方が「最小限」という感じで腕以外何も動いてなくて怖い。最高。ここの三宅さんとかはすごく目力があるぶんまだ人間っぽさがあるんですけど、井ノ原さんは視線と表情の無機質さがもう人間じゃない、人間の器に我々の知らないナニカが入ってる感じすらあってめちゃくちゃ怖いです。最高。
・サビの「この今を楽しもう」でちょっと微笑む森田さんがちゃんと人間でもはや安心する。
・テ〜テ〜テ〜〜〜〜のあとダダダダダダッでカミセンが後ろに下がる時、岡田さんは後ろを見てるんだけど剛健は全く後ろを見てないの、非常にカミセンといった感じで好きです。あとこの6拍目で三宅さんの髪がちょうど拍にはまってファサッてなるのが気持ちいい。
・「タンバリン打ち鳴らし〜」からのストロボ的照明がまさに「刹那的」だし、全てが明かりの元に照らされていないがゆえの美みたいなものにも興奮します。あと「ありのままさらけ出し」の井ノ原さんの表情と首筋。
・そのあとのスーパーダンスタイム最初、井ノ原さんの沈み方があまりにも深くて大好きだし、大サビに入る時の肩の入れ方も最高です。カタチが最高。
・スタイリッシュ牢獄の中のV6と同調して観客がペンラを掲げるの、完全に宗教の絵面でゾクゾクしますね。アイドルは柔らかな宗教。
・スタイリッシュ牢獄で「刹那的 刹那いトキ」と歌う長野さんの眼差しも「物体」度高めで好きです。
・いっちばん最後、中央後ろの坂本さんがターンをした時の裾の翻り方!!「美」です!!!

COLORS(36:48〜)
・OMGコンなどで見慣れた光景ではありますが、おっバラードかと思ったらイントロで早速踊り始めるV6がこの曲でも健在で嬉しいです。
・「飾らない」でちょうど全員が直立した引きの画が見れるんですけど、やっぱり坂本さんと井ノ原さんの西陣織衣装が引きでは似たように見えるものの微妙に坂本さんの方が丈が長いというこの機微があまりにも大正解、2人どっちに対しても大正解越後製菓です。串野さんに感謝……

by your side(39:56〜)
・オバドラ😭
・bysって時間が経つほど沁みますね……配信映像見ながら泣きそうになっちゃうな……
・「変わらないその笑顔の中に 僕はいられるかな?」と笑いながら手を振る坂本さんに泣いちゃうよ……このご時世でそんなことを言われると感受性が爆発してしまう……

Believe Your Smile(43:05〜)
・改めて言うのもなんだけどこの流れはズルい……ずっと「アイドル」でいてくれて、出会わせてくれてありがとうという気持ちになってしまう……
・「そしてどんなに離れていても」で青い光に照らされた長野さんの横顔のカーブの美しさ。

MC(46:57〜)
・MCを円盤に全編入れてくれていたのがそもそも嬉しいし、その上Youtube公開版にもMCまで入れてくれてるのがほんとに……気前が良すぎるぐらいだなあ、ありがたすぎるなあという気持ちになります。次の商品が出せる状況になったら、それはしっかり対価を払って手に入れますよ……
49:26ごろの、自分のモノマネで爆笑してる岡田さんが井ノ原さん長野さん越しに映ってるという画がめっちゃ好きです。
・井ノ原さんの「デルモなんでしょ?」って言葉に「デwwルwwモwww」って高音でウケてる森田さんが愛おしい。
・V6ってこんなにパフォかっこいいのに、MCがどことなく所帯じみてて好きなんだなあ……
・ケーキに隠れてバナナを食べてるのを見つかったときの森田さん、黒目があまりにもでかいし黒い。
・「年を理由にしない」と年長2人がそれぞれ別のところで言ってるの、しみじみとこの人たちが好きだなあ……という気持ちになります。
・「それもエンターテイメントの一つとしてね」の井ノ原さん本当にテキトー男っぷりが板についてて最高ですね。
・カミセンMCの心許なさ大好き。

会って話を(1:16:51〜)
・このレトロな喫茶店で飲むカフェオレのような味わいが大好きです。
・「優しい気持ちが」で抜かれる坂本さんの眼差しと、「湧いてくるんだよ」で相手のジャケットの袖を離す坂本さんの指先の美しさ。

足跡(1:20:35〜)
・上にも書いたペンラを青で統一した良さを個人的にすごく感じたのがこの曲です。花道で照明もそこまで強くないぶんペンラの存在感が大きいんですが、青で統一された光がこの曲の雰囲気を邪魔していなくて良い映像だなあと……

太陽と月のこどもたち(1:23:14〜)
・この曲のV6は完全に母なる神なんだわ……
・無条件の信頼と祝福という生身の人間が与えるには重すぎるものをこの曲のV6は笑顔で人々に与えていて、それはステージ上の彼らが生身の人間ではなく「アイドル」を被っているからできてるのかなあとか、この曲の「ゆるされている」という感覚に身を委ねすぎると二度と戻れなくなる気がするとか色々なことを思っているのですが、これ以上は楽曲の感想になるので省きます。
・「いつでも君の味方だよ」と歌う三宅さんの声があまりにも優しくて、ああ……
・最後の大サビでその愛を振りまく存在たるV6も確かに誰かから愛をもらって育ってきたのだと伝えつつ、6人が内向きになって彼ら以外には踏み込めない美しい世界を築く、この美しくて優しくて、それでいて非常にクローズドな世界がとっても好きです。ここまでの記述で分かると思うんですが私はこの曲に対してめちゃくちゃこじらせた意識を持っているので全体的に記述がキモくてすみません……

DOMINO(1:29:16〜)
・太陽と月の〜からのDOMINOで、そうだったこの人たち前半は刹那的やR&Rをやっていたのだった……と思い出させられる。これの前3曲が連続して温かみのある曲なだけに、DOMINOでいきなり氷水をぶっかけられるような感覚がありますね。

Get Naked(1:30:57〜)
・中盤のカミセンMCで奴らを甘く見てるとGet Nakedでぶっ殺されるぞ!!という雰囲気が最高です。マジで手加減とか遠慮一切なしって感じが大好き。トニセンの優しく搦めとる感じとカミセンのストレートに殺しにくる感じの対比が一曲ずつで見事に表されていて良いです。
・岡田さんの「首領(ドン)」感。
・どうしても「後半ほぼ床」が頭をよぎる……
・最後の三宅さんの「してやったり」と言わんばかりの顔!!!

SPARK(1:33:02〜)
・SPARKあまりにも好きで、感想を書くのも忘れて全画面で見入ってしまう……ワンズコンのV6は全部全部かっこよくて魅力的なんだけど、SPARKのV6はその中でも一等かっこいい。
・この黒×ショッキングピンクの衣装と極彩色の特攻から始まるちょっとダークな雰囲気から光あふれるサビへの変遷が好きポイントの一つです。
・6人が6人とも音楽に身を任せて踊ってる感じも見てて気持ちいい。こんなに振りより個人の体の動かし方を優先させるダンスってなかった気がします(個人の感想ですが)……本当のことはもちろん分からないけどこの曲の彼らはすごく踊っていて気持ち良さそうで、それが見てる側の楽しさにもつながっているんじゃないかなと思っています。
・フォーメーションチェンジの激しいA〜Bメロと、6人横一列というシンプルなフォーメーションでそれぞれ気持ちいいように踊るサビの対比が、サビはフォーメーションほとんどつけないから好きに踊んな!!って感じがして最高。
・A〜Bメロで歌ってる1人に5人が影のように従うところも好きです。
・1番Aメロのソロの途中「後回し」で抜かれる長野さんの、ザ・王子様な色素の薄いビジュアルと険しい表情とゴリゴリのダンスミュージックのアンバランスがたまらない。
・岡田くんソロの「Be free」で体をグルッと回したあと沈める5人の、音へのノり方がすごく気持ちいい。
・「チャンスが今夜なら」から拍の取り方がその直前の2倍早くなるところ、好きです。
・「We're gonna spark all night」のカメラワーク2回とも天才!!エンタメ集団だぜ〜〜!!!
・「ここに光あれ」でV6の手が指す方向がまさしくこの会場なの最高にアガっちゃうな〜〜ここの振りは一度前に体を沈める岡田さん、手を回すスピード速めの長野さん、体を屈め気味に首先行の井ノ原さん、ソロ途中で胸を張り気味の坂本さん、手のまわし方があまりにもイキな森田さん、手を上に指してわかりやすく「ここ」を指す三宅さんというように6人の動きの微妙な違いがすごく分かりやすいし、それぞれ同じ振りを少しずつ違うようにやっててでもそれが全員かっこいいの、マジで最高にカッケーグループじゃないですか?
・「派手に挑もうじゃない」も定点でわかりやすく6人の振りの違いが出てて好きです。ここは森田さんのコンパクトなターンと、腕を伸ばすとき体ごとフワッフワッと伸びる井ノ原さんが特に好きです。
・Cメロ「No one knows」で体を起こす森田さんの動きが最高。
・大サビの「派手に挑もうじゃない」は特に剛健のターンの違いが如実に出てて大好きです。コンパクトなターンの森田さんとオーバーする勢いの三宅さん、どこまで「剛健」やねん……

MANIAC(1:36:12〜)
・MANIACで「遠い道のり」でズカズカ歩いてくる井ノ原さん超かっこよくて好きです。
・メニアッ!メニアッ!でこっちを指差す森田さんに撃ち抜かれました。致命傷です。

レッツゴー6匹(1:39:04〜)
・Cメロで長野さんが2階のカメラに視線をやってくれるところがすごい好きなんですよ……画質の荒さが、逆に誰かが実際に見た記憶の中の映像のようで……こうやって誰かに笑いかけることをずっとしてきてくれた人たちなんだなあと、しみじみしてしまいます。

Medley(1:43:17〜)
・グッデイ!!の「こぼれる輝きの瞬間 このまま」ってこの瞬間のことだよ……「最高の一瞬をずっと」というフレーズもこれに通じるものを感じます。
・普段はファンの人を見ることは滅多にないんですけど、ファンサをもらってすごく喜んでるファンの人を見てなんか泣きそうになっちゃったな……こういう楽しい時間がいつか来るって、そう思って今は生きるしかないですね。
・デビュー曲のMFTPでレーザー特攻大盤振る舞いしてくれんの最高だ〜!ユーロビートはこうでなくっちゃ!!
・愛なんだのCメロでヒロシコールからの長野さんの謎ダンスからのほっぺチュー、そう、これが「愛」なんですよ……

ボク・空・キミ(1:55:02〜)
・この曲の三宅さんの表情を見ているとこっちまで泣きそうになってしまうな……
・「青の蒼さ」でまさしく青一色に染まっている会場……

アンコール(2:01:47〜)
・本編ラストがボク空でアンコール1発目がThe Oneなの、ほんっとーに好きな配置です。
・「明日も頑張ろうぜー!」坂本さんにそう言ってもらえたら頑張る…頑張れるよ…



以上です!改行とかを適宜入れたらかなりな長さになりました!楽しかった!!
V6にもらった元気を糧に、明日からも楽しく生きていきます!!!

*1:ワンズコンで言えばanswerの特攻、会って話を・Get Nakedの小道具遣いとか

*2:この辺を長く書くともはやアルバム「The ONES」の話になってしまうので割愛します

泣き言

※なんの為にもならない泣き言100%の記事です。

 

  観に行く予定だったFORTUNE北九州公演が中止になり、旅先のホテルでしおっしおに萎れています。正直覚悟はしてた、でも覚悟してたからといって悲しさの量が減るわけではないんだ…旅行も兼ねてたのでもう九州には来てたんですけど、観光しながらふとしたときに悲しくなってしまって非常に精神衛生に悪いので、やり場のない気持ちをここに書いておきます。

  前提として、めちゃめちゃ悲しいんですけど公演をやってほしかったって言いたいわけじゃなくて、公演中止は様々な人たちの熟考の結果だと分かってるし誰かを責める気持ちは一切ありません。ただただ、色々な状況や時期の重なり合いの結果こうなってしまったことが悲しくて仕方ないって話です。

 

FORTUNEを観られなかった

  FORTUNEもう終わっちゃったんだなあ、と一日経ってじわじわ実感が湧いてきています。私はFORTUNEを観られなかったんだ…再演があればもしかしたら観る機会ができるかもしれないけど、それでもこのFORTUNEの初演はもう絶対に観られないんだなあと思うと…結構しんどいです。

  中止を知ったとき、こんなことになるなら他都市の公演取っておけば良かった…*1と後悔してしまいました。申し込みの時すごく大事な予定が大阪公演までのどこかで入る状況で、もういっそこの時期は我慢だ!頑張って全部終わらせた後旅行も兼ねて九州公演行くぞ!!と思って九州公演を取ったんですが、まさかこうなるとは思わなかったなあ…

  まあこんな後悔後出しジャンケンに過ぎないんだから、後悔するだけ気力の無駄ってことは分かっているんです。無理して大阪公演を取っていたとして、ちょっと時期がずれていたらその公演が中止になっていたのかもしれないわけだし、タイミングが悪かったことに関しての後悔に意味がないことは分かるんです。それでもやりきれないものはありますが…

  それに自分の人生に関わるような大事なこと、やらなきゃいけないことをないがしろにしてまでオタクやるのは違うと思ってるから、大阪までの公演を取らなかった数ヶ月前の自分の判断が間違っていたとは思えなくて…だから自分を責めることもできなくて、今ただただ悲しいです。

 

娯楽は最初に切り捨てられる

  この件に関しては誰のことも責めたくない*2から、というか何についても悲しみを怒りで表現することは私はしたくないから、純度100%の悲しみを受け止めるしかないんですけど、ちょっと今回のは悲しさがでかすぎてあまりにもしんどいな…

  何が悲しいって、自分が舞台を観られなくなったことももちろんそうなんですけど、同時にFORTUNEの中止だけじゃなくて色々な出来事に関して、私が大好きなエンタメや文化は有事の際にまっさきに切り捨てられる*3ものであることを痛感させられたという、このことがすごく悲しいです。

  娯楽がすぐ奪われるなんておかしい!って断言したいわけじゃありません。娯楽は無くたってすぐに人が死ぬものではないんだから、インフラや医療などよりも先に削られていく運命にあるものなのだってことは分かっています。*4分かってはいるんですけど…それでも自分が好きなもの、大切だと思っているものが切り捨てられて苦境に立たされていくところを見るのはやはりつらいです。

  娯楽はインフラや医療などとは違ってその存在が物理的に人を生かすことはないけど、実際私は今回の舞台と旅行をひっくるめた「頑張った先の非日常的な楽しみ」が存在していたおかげでこの1〜2ヶ月頑張ってこられたところがあって、そういう風に人を精神的に支える力を持っているものが最初に削られていく様を見るのはやるせないものがあります。全ての人にとって必要なものではないだろうし、私だってエンタメが無くて死ぬことはないと思うけど、それでもエンタメは私にとって大きな支えで、すごく大切なものなんですよ…

 

 

 

 

  取り急ぎ、やり場のない悲しさを吐き出しておきました。…ここまでできる限り冷静に気持ちをおさえて、物分かりのいい文章を書いてきましたけど、もうダメだ!最後だけ荒ぶります!

 

  こんなこと言ってる場合じゃない、今観劇をのんきに楽しんでる場合じゃないってうるさいんだよ!!そんなことは分かってるよ!!九州に行ってFORTUNE見るのを楽しみに、これを励みにして私はやるべきことをずーっと頑張ってきたのに!!さあ終わった楽しむぞとなった途端にその楽しみを奪われるなんてやってられっかよ!!どうしてエンタメがこんなに苦しめられなきゃいけないんだよ〜〜!!!!

  今までの楽しみにしてた気持ちとかがこんなにあっけなく全部終わりになっちゃうの悲しくてしょうがないけどいつまでもメソメソしていたくないし、疫病なんぞに私の大好きなエンタメや文化をこれ以上苦しめられてたまるか!!みたいな気持ちになってきたので、感染防止ハチャメチャに徹底して、払い戻しの分以上に森田さんとV6にお金落として*5、帰りの飛行機までの間感染対策しつつめちゃめちゃお金使って楽しんで微々たるもんですけど経済回して帰ろうと思います!!チクショー!!

 

*1:取ろうと思って取れるものでもないですけど

*2:社会や何かのシステムに対して色々思うことはありますけど、それは誰か特定の人を責めることにつながるわけじゃない

*3:嫌な言い方ですがこれ以外あてはまる表現を思いつかなかった

*4:それが無くてもすぐに人が死ぬわけじゃない職業は他にもあるだろ、それはどうなんだよとは思ってますが、それはそれとして論じるべきだと思うのでここでは触れません

*5:でもこれだとFORTUNEのカンパニーに行くはずだったお金が渡らないんですよね…これに関してはどうしたらいいのか分からない。何か一ファンにできることはないのか探してみます

ふぉ〜ゆ〜が気になってしょうがない

 タイトル通りです。カウコン以来ふぉ〜ゆ〜が気になってしょうがないV6ファンのひとりごとです。







 ウワ〜ンカウコンめっちゃよかった〜〜!知れば知るほどふぉ〜ゆ〜が気になるよ〜〜!ふぉ〜ゆ〜のパフォーマンスがもう一回見たいよ〜〜!!助けてドラえも〜〜〜ん!!!


カウコンのふぉ〜ゆ〜、めっちゃかっこよかった

 身体一つで勝負しに来たって感じにシビれた。やられました。これまでは、スキルがすごいいぶし銀の人たちらしい、ぐらいのぼんやりしたイメージしか持ってなかったんですけど、カウコンで見た4人は全然違った…スキルがすごいっていうのはたしかにそうだったけど、いぶし銀ではなかったです。すごくキラキラしてました。

 まず見せつけられるスキルの高さに圧倒されました。ダンスがすごい人たちっていうことは知ってたけど、歌もうまい!ふぉ〜ゆ〜の歌どころか声を聞いたのが初めてだったんですが、全員安定した歌声で職人集団やな…と思いました。*1

 炎が出るみたいな派手な特攻はなくて、自分たちで動くのがメインのパフォーマンスだと思ったんですけど、だからこそ演出に頼らない雰囲気があって、ダンスと歌と喋りという武器で魅せに行く!って感じがとてもかっこよかったです。私は割と凝った演出を求めない人間で、スキルで勝負するパフォーマンスが好きなので、カウコンのパフォーマンスがもう刺さりまくりました。もちろん洗練された照明や綺麗な衣装は大好きですし、単に演出がクドくなかったから良かったって話ではないです!確かな技術を霞ませない演出にスキルへの自信を感じて、その自信にグッときたっていう話です。

 あとここがかっこいい!と思ったのは楽曲に振り回されてない感じがあったところです。2曲目?が結構セクシーな曲だったんですけど*2、背伸びしてる感がない30代アイドルのこなれた色気がすごく魅力的でした。楽曲を自分たちのものとして表現しているところがとても素敵だったし、楽曲ばかりが印象に残ることもなく、ふぉ〜ゆ〜というアイドルこそが魅力的に感じられました。

 極め付けにMCのこなれ感と「僕ら感じのいいお兄さんたちで〜すよろしく〜」みたいな雰囲気で人を油断させておいてパフォーマンスはかっこいいっていうギャップにトドメを刺されました。喋りは飄々とやるけど歌とダンスはバリバリキマってるってそれ私が大好きなやつ…。初見でもわかりやすいC&Rを教えてくれてドーム全部を味方につけちゃえ!的な雰囲気が、「あっ私も参加していいんですね!」という気持ちにさせてくれて、置いてけぼりにされてない感じも嬉しかったです。

 こういう感じですっかりカウコンのパフォーマンスに魅了されまして、この人たちすごく面白いエンタメ集団なんじゃないの…?とにわかにふぉ〜ゆ〜のことが気になり始めました。


辰巳くんのファンサを間近で見てしまった

 前述のとおりカウコンでふぉ〜ゆ〜のパフォーマンスそのものにも完全に魅了されたんですけど、それと共にファンサをしている辰巳くんの姿が脳裏に焼き付いて離れなくなりました。隙あらばウインクとファンサをしまくっていた辰巳くんの、アイドルとして「かっこいい」を狙う貪欲さにすごく惹かれてしまった…

 3曲目だったかな?この辺りでメンバーが外周花道を通ってメインステージに移動しながら、アリーナにいるファンにファンサをしていました。前の記事にも書いた出来事なんですけど、そのとき目の前に来た辰巳くんが、私の2つ隣あたりでファンサうちわを持ってたお姉さんに投げチューした光景がしばらく頭から離れなくて。

 そりゃあ単純に間近で見た辰巳くんがハチャメチャにかっこよかったという理由もあります!べらぼうに顔が小さくて目がでっかくて気の強そうな目で左耳だけにピアスをつけた、いかにもイケてる顔の良い兄ちゃんといった風貌は、何も意識してなかった私でも目を惹くかっこよさがありました。

 ただ一番は、ファンサを受けたお姉さんがそれほどはしゃいでいるように見えなかったということが、こんなにもあのときの光景が胸に残った理由として大きくあります。そのお姉さんは全然違うグループの人のうちわをずっと持っていて、花道に誰かが来たらファンサうちわを見せていたので、恐らくですけど特別辰巳くんのファンという訳ではないようでした。それでファンサをもらってもあまりテンションが上がっているようには見えなかった*3んですけど、それを見て私は、アイドルってすごいな…という気持ちになっていました。

 カウコンというジャニーズのほとんどのグループのファンが東京ドームに集まってる状況で、ファンサうちわを持ってるある一人が誰か特定の人のファンである確率ってかなり低いはずです。(これ計算したら面白そうですね) だからカウコンという場でのファンサには、自分のファンへのサービスという要素と同じくらい、ファンでない誰かに対する強烈なアピールという要素があるような気がしていて、それって報われるかどうか運次第だし、「かっこいい」と思われることへの野心とかアイドルとしての強さだとかが強く表れるし必要とされることだと思っているんです。あの一瞬を目の前で見たことで、そういうアイドルとしての強さみたいなものを眼前に見せつけられた気がして、この人アイドルだなあ、すごいなあ、かっこいいなあ…としみじみ思わされました。

 たぶんあの光景はアイドルという界隈ではそんなに珍しいものじゃなくて、ファンサの当事者同士は全く覚えていない瞬間だったかもしれないけど、でも、だからこそ、その一瞬に感じた彼の「かっこいい」ことへの貪欲さやアイドルであることへの気概がすごく胸に残って離れなくなってしまった、という、ファンサの当事者でもない人間が勝手に色んなことを考えてしまった話でした。


録画を必死に漁る→ラインライブの存在を知る

 こういう経緯でふぉ〜ゆ〜がものすごく気になるようになって、とりあえず自宅に溜め込んだ録画の中にふぉ〜ゆ〜が出ている映像はないか探しました。過去のカウコンといくつかの音楽特番ぐらいしか見つからなかった…去年のしゃべくりを何気なく録っていたのに年末のHDD大掃除で消したことを思い出したときは、タイミングの悪さに発狂しそうになりました。「これ結局見てないな〜まあいいか…」ぐらいの気持ちで消した2週間前の私!!大馬鹿野郎!!あと2週間待っていれば大喜びでそれを見る日が来たのに!!!

 バックで踊ってる録画の映像だけでは本人たちがどういう人なのか全く分からない、ということで色々ググってラインライブとそのアーカイブの存在を知ったんですが、いや、これ、すごくない…?ありがたすぎません…?いきなりふぉ〜ゆ〜のことが気になり始めた人間に手厚すぎる。ていうかいいの!?ジャニーズですよね!?こんな、登録も何もしてない人間がこんな長時間の大量のアーカイブを無料で見れちゃっていいの!?と、初めてその存在を知ったときはビビり散らかしました。

 まず個人配信とグループ配信の2種類があって、1人で話しているときの雰囲気とグループでいるときの雰囲気を両方知ることができるのがものすごくありがたいです。新しくアイドルにハマったとき、音楽とかパフォーマンスといったコンテンツはお金を出せば摂取できるけど、バラエティとかトーク企画はお金を出しようがなくタイミング次第でしか摂取できないことが多くて、新しく知りたいと思ったときに一番手に入れるのが難しいコンテンツだと思ってるので、それが無料で登録不要で合法でいつでも見られるというのはすごいアドバンテージだな…と思いました。*4

 そして個人配信は顔が近い!!初めてラインライブをリアタイしてみたのが今月6日だったんですけど、ラインに来たメッセージからライブ画面を開いた瞬間ハチャメチャに顔のかわいい男性(辰巳くんです)がドアップで映って本当にびっくりしました。テレビ電話ぐらいの距離でずっと配信されてるので距離感がバグりそうになる。

 グループ配信は毎回オタク心をくすぐる企画が用意されてて、本人たちのバラエティ力もあいまってどの回も笑えるし楽しいです。メンバーがメンバーをコーディネートとか居酒屋でお酒を飲みながら配信とか、オタクが大好きなわちゃわちゃ感を楽しめる企画が毎月見れるのってV6ファンの私からしたら夢のような状況だ…

 さらにプレミアムに入ると去年のコンサートの映像が2曲見れるということを知って早速プレミアム会員になったんですけど、これで月額638円(税込)は安すぎませんか?アフタートークは無料配信よりオタク好みの企画(叩いてかぶってじゃんけんぽんとか)をめっちゃやってくれるしコンサート映像も運動系企画もあって、すごく内容が濃い!


4人でいることの魅力、4人それぞれの魅力

 ラインライブの履歴を見まくって4人の人となりや空気感がだんだん分かり出したことで、まんまと4人全員が気になり始めています。典型的な沼落ちパターンをたどっているな…

 年齢差もデビューまでのキャリア差もめちゃくちゃ大きいグループをずっと見続けてきたので、全員同い年(しかも差が2ヶ月ぐらい)でほぼ同期という距離感のグループの空気が新鮮で、これはこれでとても楽しい!クラスの同級生で一緒に仕事してるみたいな雰囲気があるように思うんですけど、そのせいか時々彼らに「青春感」のようなものを感じていて、全然年上の人たちなのにノスタルジーに胸がキュッとなるときがあります。辰巳くんの誕生日に飲み帰りの3人が遊びに来たところはなんか泣きそうになりました。なかなかに酔っ払ったイケてる30代男性たちなのに、この「終わらない青春」っぽさはなんなんだろう…。こういう最高に楽しそうな瞬間を見ると、このメンツでずっと一緒にいて欲しいな…とド新規のくせにじーんとしてしまいます。それと同時に越岡くんの私服が素人じゃない者感全開で怖すぎてそれにも泣きそうになりました。

 そしてアドリブ力(コント力?)がすごいし、す〜ぐコント始めるところもそんなんトニセン好きの私が好きじゃないわけないじゃん…と思いました。浴衣回で最後のセリフに収束させるために自然と流れができていったのを見て、V6がやったアドリブ6の惨状が記憶に新しいだけに、この人たちめっちゃ真面目にふざけてる…ちゃんとしてる…すごい…と変なところで関心してしまいました。でも最後のセリフに向けたパス回しが完璧なのに最後の松崎くんのゴールがあまりにも雑だったのは本当に笑った。あとインストアイベントの始まり方、タキシードを着た4人の神妙な面持ちを見て水曜どうでしょう3夜連続深夜バスの旅が始まるんか?と一瞬思いました。

 あとふぉ〜ゆ〜を好きな人からしたら今更って話だと思うんですけど、1986年の10月〜11月に生まれた「ゆう」から始まる違う名前でしかも「ゆう」の字が誰も被ってない4人がジャニーズで一つのグループを組んで活動していて、その名前は「ゆう」が4つで「ふぉ〜ゆ〜」ってまあまあな奇跡では…?と新鮮に感動しています。オタクなのですぐ運命を感じたがってしまう。

 4人が集まったときの魅力もさることながら、4人それぞれのキャラクターもすごく個性的で魅力的でどんどんハマっていってしまう…最初は辰巳くんが一番気になる!という感じだったんですが、4人を知れば知るほど全員気になっていくので楽しいです。ここからはそれぞれの現時点での印象と好きだな〜と思ったところをつらつら書いていきます。

福田くん
・個人連載からイノなき的庶民派サブカルアイドルの波動を感じる。私はイノなき大好き芸人なので、人格的には福田くんが一番気になります。インストアイベントの動画で言ってた「爪が伸びてネイルに隙間が空いちゃってるのを見ると忙しかったのかな…と思ってキュンとする」にものすごいイノハラ氏みを感じました。
・某所で聞いたぴたラジ、「抱かれたい30代ジャニーズ」で自分に8票入ってたことに対して「ゴキブリと同じ計算したら億いきますね」でめっちゃ笑いました。ファンとゴキブリを同じ計算に載せるアイドル
・すっごい男前。「イケメン」っていうか「男前」って言葉が似合う顔だな〜と思ってます。顔面に無駄がない。
・内面も外面も昭和の男前って感じがします。ジャニーズの植木等
・個人的にふぉ〜ゆ〜で一番のリア恋枠は福田くんなんですけど、こんなに見る人によってリア恋枠が変わりそうなグループも珍しいのでは…と思ってます。全員が全員、刺さる人が違うリア恋枠っぽさありません?

辰巳くん
・顔がかわいい
・カウコンで間近で見た第一印象: 顔ちっせ〜顎ほっせ〜目でっけ〜左耳ピアス〜!!気ぃ強そうな目してる〜!!かっっこよ!!
・気が強そうだな〜という第一印象に反してグループ内ではツッコミ役というギャップがいい。
・松崎くんの漢検企画に対して「マツ一人で頑張るのは違うと思うから」って言ってるのを見て、こういう心情をファンに見せてくれる人がグループに一人いると安心感が違うんだよな…と思いました。
・違ってたらすみませんって感じなんですけど、良い意味でナルシストな感じがあるというか、「アイドルとしてかっこいい自分」を見せることがひときわ好きな人なのかなと思ってます。いや〜そういうアイドル私大好き!!
・個人的な欲望ですが岡村靖幸のカルアミルクを歌ってみてほしい。

越岡くん
・15-16のカウコンのチャンカパーナでめっちゃ腰がウネウネ動いてたのが前から印象に残ってました。バックをいくつか見ただけですけど、ダンスは越岡くんが一番好きだな〜
・ラインライブで着てた浴衣が似合いすぎててドキドキしました。楽屋にいるときの歌舞伎役者みたいな色気がある。
・ロイヤルで品のある見た目してるのに「上むいて」に「うるせえ!」で返すところとか「あーんして」に「俺そういうアイドルじゃないよ?」って言いつつ色気のねえあーんしてくれるところとか、健やかな精神が宿っている感じがいいですね。ファンサをしてる自分に無感動な感じがたまらないです。
・書き初めの字が綺麗とほめられて「2万5千からどうだい!」と笑顔で言う発想最高

松崎くん
・ぱっと見はおおらかな熊っぽいなと思いました。
・松崎くんがぶっちぎりで人格がわからない。後先考えず脈絡のないボケをブチ込む狂人、かと思えば天真爛漫なおバカキャラ、でも一歩間違えたらリア恋まっしぐらな気がする、しかしながら時折なぜか元ヤンみを感じる…1人の中に4人ぐらい人が入ってません?怖い。
・太陽の英語のスペルを「son」って間違えるとか「鎖骨」を「左骨」と間違えるとか、間違え方がいちいち天才すぎる。
・喋ってる時は抜けたことばっか言ってるおバカキャラっぽいのに、舞台に関する話のときはすごく真面目でプロ!!って感じの顔になるのときめかざるを得ない…
・個人配信で画面を覗き込んだときの瞳のキラキラがかわいすぎる。
・笑ったときの目尻


ふぉ〜ゆ〜が気になる

 ここまで長々と語ってきたように、私は今ふぉ〜ゆ〜が気になって仕方ありません。もうこれだけの熱量を持ってしまっているんだから「好き」って言っちゃえばいい気もするんだけど、「好き」というには私はまだまだ彼らのことを分かっていないと思っていて、だから私は今の気持ちを「気になる」という言葉に留めています。

 まだ分かっていないと思っていることというのは、パフォーマンスです。カウコンのパフォーマンスは前述のとおりすごく良かったし、私はアイドルのパフォーマンスを重視する人間なので、あれがきっかけでふぉ〜ゆ〜のことが気になり始めたんですけど、それと同時にカウコンの10分ぽっち見ただけじゃ何もわかっていやしないんだろうな…という気持ちにもなりました。カウコンはきっとお試しもいいとこで、ふぉ〜ゆ〜の、ふぉ〜ゆ〜が主役のパフォーマンスを見なければ、本当のことは何もわからないままなんだろうと感じました。映画の予告編だけ見てその映画のことを好きって言ったりしないじゃないですか。それと一緒で、全編通して彼らが主役のパフォーマンスを見なければ、この気持ちを「好き」と形容できるようにはならないと思いました。

 だから私は、とにかくもう一度ふぉ〜ゆ〜のパフォーマンスを見たいんです。自分がカウコンで感じた気持ちが正しいものだったのか確認したいんです。それが確認できたとき、私は初めて彼らを「好きだ」と言えるようになるはずなので。でも未来はわからないものだから、もう一度ふぉ〜ゆ〜を見て、私の求めていたエンタメと違うな…と思ってしまうこともあるかもしれません。それならそれで正直構わないと思っています。とにかくこの、映画の予告編を見た後のような「気になる」という気持ちに整理をつけたい。映画の本編を見たい。

 ということでふぉ〜ゆ〜のコンサートについて調べたら、ふぉ〜ゆ〜が歌って踊るパフォーマンスをする現場は結構レアらしいということを知って軽く絶望しています。しばらくはこの気持ちを抱えたまま生きていこうと思います…

*1:後日見たふゆパラの映像より全然上手かった気がする、特に越岡くんと松崎くん

*2:訳わからんテンションになってて細かい記憶が全然残ってないのでぼんやりした書き方しかできない…

*3:内心めちゃめちゃはしゃいでたのならすみませんと言いたい

*4:書いてて気づいたけどJr.はYoutubeがあるか…

カウコン19-20感想(V6の扱いに関して思ったこと)

 カウコン行ってきました。

 6、7日経っての感想はやっぱり「楽しかった〜!」って感じです!!正直終演直後はV6ファンとして結構複雑な気持ちもあったんですけど、数日かけて考えてみたら「そんなにネガティブになる必要ないな〜楽しかった〜〜」ぐらいには落ち着いてきたので、感想とあとついでに今後ソウルジェムが濁りかけたときの浄化用メモ(使う機会がないに越したことはないですが)として気持ちの経緯をまとめておきます。

 

 欲深くなればきりがないっていうのはそうなんですけど、ハニビとBWはズルい(いい意味で)よ〜〜っていうのが真っ先に出てきた感想でして…位置的にムビステの上の6人は全然見えてなかったんですけど、このバカ広い空間でV6が主役の時間が生まれてる!今!目の前で!ってことがすっごく嬉しくて、ずっとジーンとしてました。

 30分近く焦らされてジリジリしてた気持ちはまあ6人が出てくるまであって、でもV6が出てきて歌ってくれているこの瞬間の世界は確かに美しく、「ほら今君となら世界はこんなに美しい」って本当にこの歌詞の通りになっていて、だったら余計なことに脳のメモリを割くよりも美しい目の前の世界を考えている方がずっとずっと楽しいしいいじゃない、って気持ちになってました。BWの浄化力はすごい。なんだこの激キモポエムは…

 いや〜今更って感じですけどV6はやっぱり素敵だ!!この人たちを見ていると私は幸せなだけじゃなくてすごくあたたかい気持ちになれて、V6のそういうところが好きだな〜と改めて思いました。6人の精度の高いパフォーマンスが好きとかキャラクターや関係性が好みとかもそりゃもちろんあるんですが、6人が6人でいるときに感じられるあたたかさがこんなにV6を好きになった要因としてとても大きくて、そのことをカウコンでもめちゃめちゃ感じました。

 

 ここまではポジティブな感想だけまとめたんですが、直後の感想としてはポジティブネガティブのどっちもあって、ポジティブな感情でネガティブな感情をかき消すような感じになっても良くないというか、ネガティブな気持ちを整理しておくことも必要だと思ったので、そういう気持ちの経緯もここから書いていきます。

 反射で思ってしまったのは「えっV6の出番少なくない…?」ってことで、そこからの*1派生、二次的なものとして「自分の好きなアイドルは事務所に大事にされているのだろうか」ということも感じてしまったんですけど、まあ〜こういう類の感情は持っているだけで本当に辛いしできる限り持っていたくない!!私は楽しむためにオタクをやっているので、欲求はいいけど不満を感じるのは嫌なんですよ。

 ということでこのモヤモヤをできるだけ解消するためにまず「V6の出番少なくないか?」という気持ちが出てきた要因を考えたんですけど、主に

・メドレーが2曲だった

・グループチェンジとヒットソングメドレーに出なかった

これらが原因だなと思って、ただ数日経って冷静になってみると、「んな気にすることかな?」と思えてきたんですよね。日が経って気持ちが落ち着いてきたということもあるんですけど、過去のカウコンではどうだったのかを確認してみて冷静になれた、というのもあります。

 まずメドレーが2曲だったということについてなんですけど、時間だけを見たところ近年のカウコンの周年メドレーの中では長い方で、2曲ではあってもちゃんと時間を確保してもらえてたんだな…と、他グループのメドレーを見て安心できたのが大きいです。私が録画を持ってる15-16以降のカウコンでやった周年メドレーの時間を測ったところ、次のようになってて

15-16 KAT-TUN 計2:41

 「僕らの街で」1:01→「In Fact」0:48→「KISS KISS KISS」00:52

15-16 KinKi Kids 計3:19(フラワー含めず)*2

 「愛のかたまり」1:23→「やめないで,PURE」1:56→(全員で「フラワー」1:12)

16-17 Hey! Say! JUMP 計3:09

 「Ultra Music Power」0:55→「Come On A My House」0:49→「Give Me Love」1:25

17-18 NEWS 計3:34

 「NEWSニッポン」0:55→「チャンカパーナ」1:03→(MC 0:09)→「LPS」1:27

18-19 関ジャニ∞ 計2:58

 「ズッコケ男道」0:35→「ここに」2:23

18-19 嵐 計4:06

 「A・RA・SHI」0:48→「Happiness」1:15→「感謝カンゲキ雨嵐」2:03

19-20 V6 計4:05

 「HONEY BEAT」1:50→「Beautiful World」2:15

なんなら時間だけで見ると嵐とほぼ一緒という…だから3曲やろうと思えば全然できる時間ではあったんだなー、と思いました。(むしろV6だけのものでないカウコンで、会員数も売り上げもぶっちぎりジャニーズトップの嵐と同程度の時間もらえたのありがたいな…とすら思った)

 3曲できる時間の中でなんで2曲だったのかっていうことについては、やっぱり坂本さんの脚がまだ万全ではない*3のかなあと、邪推ではありますが思ってて…最初のメドレーでやったMFTPでも脚を上げる振りされてませんでしたしね。もうこれに関しては本当に無理しないで、焦らず養生してお大事になさってください、とにかく健康第一、としか思ってないので、言うことなし!!って感じです。個人的には激しいダンスが見られない状況なのであればソロや少人数での歌割りの部分を見たいので、むしろ2曲でじっくり聴かせてくれてありがたかったな…とまで思えてきました。最初は2曲にモヤモヤしてたのにむしろ2曲で良かったとまで言っとる!笑 やっぱり冷静でいることは自分の気持ちを助けますね…

 ということで、この時点でメドレー2曲だったことへのモヤモヤは完全に解消できました。次はグループチェンジメドレーとヒットソングメドレーに出なかった件についてなんですけど、これも過去のカウコンを見て半分落ち着き、残りの半分はメドレーに結構時間をもらってたと分かったことで落ち着き…という感じでして…

 過去のカウコンを見返して改めて分かったんですが、周年メドレー前後のメドレーに出ないことはたまにあるんですよね。16-17のHey! Say! JUMPと18-19の関ジャニ∞がそうで、特に16-17のJUMPさんは周年メドレー前のグループチェンジメドレーも後のヒットソングメドレーも出ていないので、こういうことはまあたまにあることなのかなーと思いました。ただまあ16-17のヒットソングメドレーはそもそも13グループ中8グループしか出てないってことと、この年はシャッフルメドレーがあってJUMPさんはそれには出てるというのはあるので、完全にJUMPと同じような感じだった!というのも違うよな〜とは思ってます。

 なのでまあ、30分出なかったことを寂しく思う気持ちはありますが、メドレーで結構時間をもらったことを考えれば総歌唱時間は過去の周年グループとそんなに変わらんのでは…?という風に思えたので、結論としては、「全然ネガティブになることなかったわ!ワハハ!素敵な光景たくさん見れたし、じっくり歌も聴かせてくれたし、これ以上強欲になるなら数字もっともっと出すしかないな、でもそれは自分一人ではできない!*4じゃあ気に病んだって辛いだけだな!やめよう!楽しかった!」っていうところまで落ち着けました!だいぶ精神的に楽!!

 

 次は二次的に感じてしまった「自分の好きなアイドルは事務所に大事にされているのだろうかというわずかな不安」についてなんですが、これはカウコンを見ただけで思ったことというわけじゃなくて、去年はジャニーズメドレーをやる音楽特番に出なかったりしたので、その辺で感じていた(でもその時は問題なく飲み込めていた)小さなとっかかりがカウコンで顕在化してしまったという面もあるのかなーと思ってます。で、この気持ちを言語化したときに真っ先に思ったのが

この感情はめちゃめちゃ危険だ!!!

っていうことだったんですね。まあそもそも前述のとおり確かめてみたらメドレーでかなり時間をもらってるんですからこの不安は割と的外れというか、自分が勝手に感じてただけだなって話なんですが*5、この感情は自分の中で完全に無くしておかないといけないと思ったのでちゃんと書きます。

 この不安を危険だと思った理由としては

①「好きなアイドルに自分が求める行動(カウコンにガンガン出る)が実現されなかったこと」を「好きなアイドルが大事にされなかったこと」と完全ではないにせよ同一視している*6

②そもそも大事にされてなかったとして不安に思う必要がない

の2つが大きな理由として挙げられます。まず①についてですが、この2つは当然ながら一致することもしないこともあるのだから同一視してはいけないというシンプルな話で、今回のカウコンでモヤモヤしてるぐらいだったらまだかわいいもんなんですけど、この気持ちがエスカレートするとかなりまずいなーと思ったんですね。この段階では「自分が求めること」を「事務所が私の好きなアイドルを大事にした結果の事実」と勘違いしてるだけですけど、この勘違いを放っておくと「事務所」が「本人たち」にすり替わるときもそう遠くなくて、「自分が求めること、見たいものが実現すること」=「本人たちがV6を大事に思っているという事実」になる可能性がある、そして自分が自分のエゴで求めるだけのアイドルの姿を彼らに「あるべき姿」として押し付けるという最低の行為の萌芽になりかねん、これは危険だ、と感じた次第です。だからこの同一視はやめなければいけないとまず思いました。

 あとは②についてですけど、これはもう理由がそのまま説明って感じです。(私にはわかる訳ないけど)大事にされてなかったとして、6人が変わらずいてくれたら何も不安に思うことなくない?だって別に事務所のこと好きになったんじゃないし…6人が最高のエンタメ見せてくれて私はそれを見て喜んでるっていうこの世界は変わらないじゃん、という気持ちでいるし、大事にされない=露出が減る、みたいなことについても、じゃあそれに一ファンができることって何よ?できる範囲でお金出してあとはアンケート出すとかそれぐらいじゃん、今もう(あくまで自分が続けられる範囲で)やってんじゃん、じゃあ不安になったってしょうがないでしょ、みたいなことを不安になってる私に対して冷静な自分が思ってるんですよ。おっしゃる通りって感じなんですよね…

 ということで、結論としては「あの人たちが大事にされてんのかそうじゃないかなんて知覚にバイアスのかかった(6人に色んなことを自分のエゴで望んでいる)自分に分かる訳がないし大体まずこんなこと自分に関係ない!私のジャニオタとしての精神世界には極論私とあの6人以外存在しないんだから、目の前の6人が最高のエンタメを見せてくれてるならそれを全力で受け取れよ!」という感じです。

 

 と、まあこんな感じで、ネガティブな感情は大体整理することができました。精神的に非常に楽だ!!ただ私は今のカウコンについて、このままで全然いい!変わる必要なんてない!と思ってる訳ではなくて、人数が増えてきた今もうちょっとゆったりしたやり方はないのかな…と思ってるのは書いておきたいです。V6ファンとしての気持ちとは別に、やっぱりシャッフルメドレーもその中の仮面舞踏会も見たいし、でも時間伸ばすのは東京ドームの使用とか裏番組との兼ね合いで難しいのも分かるし、年1でジャニーズが一同に介するのがいいんだから世代ごとに分けてやるのも違う気がするし…文句を言うだけ言っといて建設的な意見は何もないんですけど、今のカウコンに諸手を挙げて賛成って訳ではない、という話です。

 

 こっからは暗い話も終わって、前半書きそびれた感想と他グループで印象に残った人たちの話を乱雑にします。

 正直坂本担としては、東京ドームでソロを浴びMCでかわいいところを見せていただき、というだけで大満足でした…周年メドレーのBWのソロももちろん良かったんですけど、やっぱり最後のWAで、イントロだけじゃなくBメロもソロで歌ってくださったのがめちゃめちゃ嬉しかったです…じ、自担ジャニーズ背負っとるがな〜〜って感じで最高でした。あんだけジャニーズタレントの皆さんが集まってる中で坂本さんの歌から最後の曲が始まるのはやっぱり最高。あとMCもかわいかった〜〜CM中に「見てる〜?」ってボケをかましてくるの本気かネタかわかんなくて一瞬戸惑ったんですけど、なんかすごい黒目がきゃるきゃるしててかわいいということを残して感情が消し飛びました。

 放送前の5秒ジャンクションの後だったかな?歓声が結構上がったからタイノッチの2人が「俺たちが人気あるみたいでいいね〜笑」みたいなこと言ってたんですけど、あるとこにはありますからね!好きだからね!!と強く思ってしまいました。

 放送後の今年の抱負コーナー、V6で喋ったのは(抜けがなければ)長野さん、岡田さん、森田さんだったんですけど、長野さんの「今年48でネズミのカチューシャをつけてますが全然恥ずかしくないぜ〜」で最高、ヒロシナガノyeah、という気持ちになってました。岡田さんは「後輩がすごい」という趣旨の話をしてて、こういうとこで真面目な話題を出すのすごく「らしい」ところだなあと…後ちょっと鼻声だった気がするのであったかくして寝て欲しいなと思いました。んで森田さんはマジ小悪魔だった…「太一くんのおかげだね」みたいなこと言ってからの連絡先教えてよって言われたら「やだ笑」でリアルにグゥ…って声出かけました。「嫌です」とかじゃなくて「やだ」ってのがもう〜〜イケズ〜小悪魔め〜〜!!って感じでした。

 席が結構端寄りだったのでツイッターのレポで流れてた三宅さんの写真撮影タイム全く見えてなかったんですよね…そんなことあったんだ…やっぱ文明の利器は偉大ですね。

 こっからは他グループの人たちの話ですけど、放送後の抱負コーナーでジェシーくんが頭にネズミつけたまんま真剣に抱負を語ってて、本人大真面目なんですけどカメラがネズミもちゃんと一緒に映しててかわいかったです。あとSixTONESだと松村北斗くんの放送前の(RAM-PAM-PAM?)の衣装メッッチャいいですね!かっこいい!あと本人がセクシー!

 これも抱負コーナーですけど、山Pに振られる前に村上くんが後ろの方にいた山Pを前に出してあげてて、中間管理職〜となりました。全体的に関ジャニ∞司会の補佐みたいなポジションで立ち回ってて、偉いな…すごいな…(何目線って感じですけど)と思ってました。

 今回席がアリーナ外周真横で、結構はけていくジャニーズの方々を間近で見れる席だったんですけど、戸塚くんとか塚ちゃんとか宮田くんとかマリウスくんとかがファンサしながらはけていくところを間近で見られて、心臓に悪かったです。ただ一番ぶっちぎりで心臓に悪かったのがふぉ〜ゆ〜の辰巳くんで、数席離れたところのお姉さんが持ってたうちわに応えて投げキッスをしてたんですけど、方向がほぼ一緒だった私もそれをまともにくらいまして…もらいファンサでめちゃめちゃ心拍数上がってしまうという…もう一回間近を通った時もウインクしながら韓国アイドルっぽいハート(親指と人差し指クロスするやつ)をしてて、顔めっちゃ小さいしあごめっちゃほっそいし目おっきいし気の強そーな目してるし左耳ピアスだし、こらぁやばいなと思いました…とりあえずラインでふぉ〜ゆ〜と友達になりました。そして昨日のラインライブも見ました。深淵がすぐそこまで来ている気がする。ヤバイよ〜〜!!!

 

 手短に終わらせるつもりだったのになっげ!笑 カウコンなんやかんやで楽しかったので、今年も楽しくV6を応援していこうという所存です!!

 

*1:これはわずかなものですが

*2:フラワーも扱いとしてはメドレーの一部だったんですが、全員歌唱だったのとこの年他に全員歌唱の曲がなかったため大団円枠とみなして外しました。

*3:だから激しいダンスをやる曲は入れられなかった

*4:もちろんお金落とせるところでは落としていきますが

*5:衣装が変わってなかったというところはありますが私はそもそもこれはあんまり気にならなかった、井ノ原くん出ずっぱりだったからかな〜とかのんきに思ってたので

*6:確認した結果割と出てたんですけど、ここで言ってるのはそう感じたときの体感だと思ってください

映画「すみっコぐらし」を井ノ原くんに釣られて見て号泣したV6ファンの感想

 井ノ原くんがかわいらしいアニメ映画のナレーションを担当するというので映画「すみっコぐらし」を見てきたんですが、マジでめちゃめちゃ泣いてしまって色々吐きだしたいことがあるので久々にブログを書いています。すごくすごく良い映画だった…

 今年一ぐらいで泣いたので目が超赤くて痛くなったし、その目のままパンフ買ったのでめっちゃ恥ずかしかった…というかもう内容を思い出すだけで泣きそう、今ピンクの花を見るだけで泣けてくるわ…

※具体的内容を含む部分は折りたたみにしてますが、ぼんやりとしたネタバレを全体に含んでいるので、ネタバレ絶対嫌!という方は読まないほうがいいです。

 

 

 

 

 まずストーリーを120%活かす演出がすごく良かったです。要約して語ってしまえばものすごく斬新なストーリーというわけではないと思うんですが、演出?というか見せ方がとにかくキャラクターの心情をひしひしと伝えていて、演出に泣かされるシーンが多々ありました…

 「ものすごく斬新なストーリーというわけではない」とは書きましたが、これは世の中の創作物全体で言えばの話であって、正直子供向けのコンテンツでこんなにメタ的に凝った話をやるんだ…と驚きました。でもこういう風に子供向けのコンテンツでこんな話をやるんだ!と驚いたこと自体、「子供向け」というものをどこかでなめてたのかもしれない…とちょっと反省してます。思い返してみれば、セレビィの映画とかコナンの「ベイカー街の亡霊」とか、展開が重かったりテーマが社会的だったりする(一般的には)「子供向け」の映画って私が子供のころからけっこうあったもんな…メインの客層に子供たちを想定しているからこそ、変にひねったことをせず重いテーマをまっすぐに伝えるつくりになっていて、それが成人の私にも刺さったのかなあ、と思いました。

 構成もズルいんですよ、前半で観客をすみっコちゃん達のかわいさ漬けにして感情に対する防御機能を極限まで落としてから後半のあの展開に突入するので、もう泣き展開への防御力めちゃ下がりの脳にはそんなの耐えきれず号泣してしまうという…前半と後半がきれいに分かれている構成が見る側の感情の落差を大きくしてて、泣く展開が来ると分かってるのにもうまんまと泣かされました。思う壺ですわ…



 ここまで泣いたシーンとかここがつらいとかそういう話ばっかりしてきたんですけど、私この映画は別に鬱展開とかそういうところが魅力なわけじゃないと思ってて、とにかくキャラクターたちの優しさとか真心が胸を打つところ、そして物語全体の後ろに感じられる世界観がこの映画の魅力の根幹をなしていると感じてるんですよ…ここから細かく書いていきます。

 映画の終盤で、結局

っていうすごく切ない結末を迎えるんですが、登場人物みんなが本当にそれぞれの優しさを持っていて、それによって最後の最後に心温まる出来事が起こる…という、私はこの優しさこそが映画の主題だと思ったんですね。世界はどうにもならないことが多いけど、優しさとか思いやりでお互いの切なさとかままならさを少し癒すことができるよね、みたいな希望を私はこの映画から感じたんですが、これが「すみっコぐらし」そのものの世界観なんだろうか…そうだとしたら映画の中でその世界の魅力が最高に表現されきっていると思いましたし、私は「すみっコぐらし」というコンテンツ自体にめちゃめちゃ興味を持ちました。恥ずかしながらこういう世界観のキャラクターだとは全く知らなかったので…知ってる人からしたらこのシビアな世界観もそういうもんでしょうって感じなのかもしれないんだけど、マジで何も知らずに行った私は結構な衝撃を受けたよ…

 私はお話の中でぐらい希望のある世界を見たいと思っている人間なんですけど、希望があればなんでもいいわけじゃなく、ご都合主義の優しい世界、つまりハッピーエンドに向かいさえすれば論理が破綻しててもオッケー!みたいなシナリオは嫌いなんです。どうにもならないことはどうにもならないままであって欲しくて、でもその中でキャラクターが希望や他者への思いを持って行動する話が好きで…どんぴしゃこの映画のストーリーが刺さったんですわ…



 そして映画として面白かった・感動したというだけではなくて、見た後に個々のキャラクターも好きになっているという、キャラクターの魅力がちゃんと伝わる映画だったところもとても良いと思いました。私は映画直前に公式サイトをチラッと見たぐらいの知識しか持ってなかったんですが、事前情報をほとんど持っていなくても(というか全く知らないまま見ても)それぞれがどんなキャラクターなのか冒頭の説明で知ることができるという構成がありがたかったし、本編の中でもこの子はこういう個性を持っているんだな、と知ってどんどんすみっコたちに愛着が湧いていきました。





 感性は人それぞれなので10人見て10人が泣くかと聞かれたら肯定はできませんが、少なくとも私にとってはものすごく泣ける映画でしたし、泣けると言ってもことさらに悲劇を強調するようなものではなくて、切ないストーリーとキャラクターの優しさが本当に丁寧にまとめられている、とても良い映画だったと思います。

 とりあえず私はすみっコぐらしの世界をもうちょっと知りたいんですけど何から始めるのが良いんですかね…?絵本を買えばいい?











 ここからはV6ファンとしての感想です。

 うまくまとめられてないんですけど、この映画を見ている間、V6を見ているときと同じ脳の部位が刺激されている感じ、私にグッと迫ってくるポイントが似ているなという気持ちになってました。なんというか、世界にはままならないことや悲しいことがいっぱいあるけど、少なくともここには「善いこと」を善いとする価値観があるっていう安心感?信頼?を感じたというか…作り手が、優しさとか思いやりをちゃんと価値のあるものであると描き、認めてくれている*1ような気がして、やっぱり私はこういうものが好きだな、と思いました。

 そして井ノ原くんのナレーション、映画の観客として聴いてもアイドルファンとして聴いてもめっちゃめちゃ良かったです…観客の気持ちを代表する優しいお兄さんといった雰囲気で、井ノ原くんの声質とナレーションがとてもマッチしてたと思います。全編優しい声でいくのかと思ってたけど、おふざけ声とかビビった声とかも聴けて大変嬉しゅうございました…双方の持つ優しい雰囲気がとてもよく噛み合ってたので、また何かの形でお仕事で関わってくれたら超嬉しいな…以上です!!

*1:実際そうか確かめる方法はないんですが