細かすぎて伝わらない坂本昌行さんの好きなとこ48

  先月の坂本さんのお誕生日に向けてこの記事を書いていたんですが、まっったく間に合わなかった…坂本さんに対して私が今感じている魅力を言語化して整理しておこうということで、ワンズコンの長野さんお誕生日企画よろしく坂本さんの好きなところ、中でもできる限り細かいところを年齢の数だけ挙げて語ろうと思います。

 スタイル抜群、歌もダンスも料理も野球もなんでもできる、絵も字も上手、日常がミュージカルで恋をするなら坂本昌行、なのに高いところと狭いところとお化けと虫が怖くてグループ内ではいじられキャラなところは前提としてお読みください。あと「細かすぎて伝わらない」とは書いたんですけど、ファンの方が読めば普通に伝わると思うのでその辺はお手柔らかに…お願いします…

 

目次

  

しぐさ・クセ編 (No.1~7)

1. マイクの持ち方が優雅

 坂本さんのマイクの持ち方が優しくて優雅で好きです!マイクの持ち方って、普通はこういう風に小指まで使ってギュッと握るものだと思うんですが(下図参照)、坂本さんはこれに比べると持ち方がだいぶ特殊で、もうなんか握ってすらない、指先だけで優しくふわっとマイクを支えるみたいな感じの持ち方をしてるんです。そして小指がピンと伸びてマイクの柱部分にそっと添えられているという、優雅で壊れ物を持つような持ち方にときめくし、この持ち方を見ると「坂本さんのクセだな〜」と思って微笑ましくなります。

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2. 手の振り方がお上品

 坂本さんがよくやる、肘をまっすぐ伸ばして指だけピロピロさせるお手振りのことです。なんかお上品でかわいいんですよね…昭和のスター感ある。コンサートの映像で遠くから複数人を撮るアングルでも、この手の振り方ですぐに坂本さんだとわかるところも好きです。

3. カメラにアピールするときの指差し

 坂本さんがカメラに向かってアピールするときよく指差しをしてるんですけど、これがめっちゃかっこよくて最高…カメラを貫通してこっち側まで撃ち抜かれてるような感じがするし、シンプルな指差し・指鉄砲で撃つといったバリエーションが多くて見てて楽しいっていうのもそうだし、あと書いてて気づいたけどたぶん私は単純に坂本さんの指が好きだから指が見えるポーズに注目しちゃうんでしょうね。これまでの3項目全部指の話しとる…個人的ベスト指差しシーンは2013年のOMGコンで披露された「FLASH BACK」の2番、「That's why 前向くしかない」でビシッとカメラを指すところです。

4. 手を腰に添えてるときの指先がセクシーなところ

 OMGコンのBING♂サビとかキーポンのMVのダンスでやってるような、手を腰に添える?太ももに置いてる?ようなポーズで音楽にのってるときの指先の絶妙な開き具合と曲がり具合に私はそこはかとないセクシーさを感じていて、こういう瞬間を見つけるとものすごくテンションが上がります。いきなり4連続で指の話になっちゃったんですけど、この4項目に限らず坂本さんの指先の所作は一瞬一瞬の見え方まで計算し尽くされたようなこだわりを感じる動きが多くて、そういう、細かいところまで手抜かりなく作り上げられた坂本さんのパフォーマンスが私は好きです。

5. コンサートでノってきたときに頭をブンッと振り上げる動き

 具体的にはフォエバコンのMFTP1番サビ終わりで「デン!」って音に合わせてやってるような首を振り上げる動きのことで、セクシーでイケてる男感がバリバリ出てて好きです。この動き、昔のコンサート(特にユーロビート曲)でよくやってて最近のコンサート等では振り以外であまり見られないんですけど、フォエバコンで最近では珍しくこれをやってて初見でめちゃくちゃテンション上がりました。

6. One Dishでおやつを食べるときの両手持ち

 お饅頭とかコロッケとかを買ってその場で食べるとき、かならず両手で持って食べるせいで肩が丸まってちまっとするところが…!たまらなくかわいい!!なに?小動物?リスなのかな??

7. 手ブラ

 コンサートのMCで喋ってないときの待機ポーズがよく手ブラになっちゃってるところがかわいいなーといつも思ってます。あとSVbの初回B特典で寝起きにいきなり胴上げされた後半泣きになってたときみたいな、びっくりしたときについやっちゃう手ブラもいとおしいですね。

 

 

表情編 (No.8~13)

8. MCでニコニコ黙ってみんなの話を聞いてるときの笑顔

 現在のV6のMCは井ノ原さんがほぼ全て回していて、坂本さんは元々話をぐいぐい引っ張っていくタイプでもないことも相まって聞き役になっていることが多いのですが、そういう風にみんなの話を聞いてるときの笑顔が私は大好きなんです。この、何かを預けきったような気負いすぎるところのない微笑みよ…デビュー当時のコンサートでは坂本さんがリーダーとしてMCやインタビューで話を引っ張っているのですが、こういう笑顔を見せることは(私が見た限りでは)ないように見えます。元々リーダー向きの性格ではないと自覚していた坂本さんが、自分一人で背負っていたものを他のメンバーに託せるようになった結果こういう表情ができるように変わっていったのかなあと思うと、かわいいな〜と思うと同時に長い歴史への感慨深さも感じますね。

9. したい話を始めるときの笑顔

 自分がしたい話とかこれは相手がいい反応するだろうなと思ってる(であろう)話に入るときの、口元の笑みが隠しきれてない感じの笑顔が好きです。感情を隠しきれてないとこがかわいいよね…個人的に坂本さんは自分の気持ちを隠し切るのがうまくはない人だと思ってて、感情が少し外に漏れてるなって感じることがよくあるんですが、私は坂本さんのそういうところこそが大好きです。

10. ちょっと恥ずかしいときの眉を下げた笑顔

 メンバーに舞台裏での様子を暴露されたときとか、SVbの寝起きドッキリで全然起きない森田さんにくっついてたときとかの顔のことなんですけど、もう、「愛おしい」としか言えない…なんて言うんだろう、「恥ずかしい」とか弱みに近い感情をためらいなく表に出しているところに周りへの信頼とか、歳を重ねたことによる変化を感じるんですよね。こっちが「守りたい君を」だわ…

11. 気持ち良さそうに歌い上げているときの顔

 自分で自分の歌の世界に酔いしれるかのように目を閉じて気持ち良さそうに歌っているときが、「坂本昌行」というアイドルが最も強く輝く瞬間だと思ってます。歌い手本人が歌の世界に真っ先に飛び込んでいってくれるからこそ、聴き手である私も安心してその世界に身を委ねられる…みたいな…(突然のポエム) OMSはこんな表情の宝庫であった…

12. 小芝居してるときの顔

 2016紅白の歌前トークで長野さんの結婚をはぐらかし?続けてる時みたいなアメリカンコメディー感あふれる顔のことです。歌い上げてるときとは別の意味で超イキイキしてて大好きです笑 

13. 鋭い目つきが似合う

 キメ顔の目つきが鋭いところが好きです。ともすれば単に不機嫌な顔になってしまいかねない表情がちゃんとキマるところがアイドルとして選ばれし顔面を持つ者の特権だな…と思うし、このバチバチに決めてきてる感とそれがちゃんと最高にかっこいいところをどこまでも愛してます。今年1月のバズリズムでは「坂本昌行キメ顔集」ってちょっとネタにされてたけど笑、坂本さんのキメ顔は最高にかっこいいですよ!!

 

ビジュアル編 (No.14~25)

14. 左目が右目より少し細いところ

 私の気のせいかとファンになってからしばらく思ってたことなんですけど、坂本さんって右目の方が開きが大きいですよね…?最近の画像だとテレガパーソンの表紙がわかりやすいので広告を貼っておきます。*1これ上に書いた鋭い目つきのキメ顔とめっちゃ相性良くて、片目だけ細めてる感じになってニヒルな表情のニュアンスが生まれる最高の左右差であるなとつねづね思ってます。

TVガイドPERSON VOL.83 (TOKYO NEWS MOOK 805号)

15. 下まぶただけ少し肌の色が濃いところ

 目の下の赤み?色素沈着?単に影?なんて言うのかわからないしどういう原因でこうなってるのか全く分からないけど、坂本さんって上の表紙のように目の下だけちょっと皮膚の色が濃く見えるじゃないですか。これが好きです。目元が締まった印象になるというか、奥行きのある眼差しになるというか…下まぶたにもメイクを施すことで目の印象をはっきりさせるっていうメイク法がありますけど、まさにそういう感じ!色素沈着だとしたらザ・ベスト色素沈着オブザワールドですね。

16. キュッと上がった口角

 真顔のときでも口の端だけが上がってるのがかわいくて好きです。笑顔っぽくなるんじゃなくてとにかくラマっぽいんですよね〜!そこがかわいい!

17. 今の髪型の、時々後ろで一房だけぴょんってはねてる髪の束

 か、か、か、かわいーーーー!!!!おてんば少女か!!!無造作ヘアサイコー!!!髪の毛ふあふあ…おちゃめさんかよ…

18. 笑顔が時々中森明菜に似ててかわいい

 こんなこと書いたら狂ったオタクがなんか言ってるわと思われそうなんですけどこれマジなんですよ、笑った時にちょっと歯茎が見えて口の端が上がりきらない感じが明菜に似てるんです!!笑顔というか口元の造形が似てるの!!かわいい!!!

19. 胸筋

 ワンディッシュの衣装がだんだんと薄着になり、坂本さんの鍛えられた胸筋があらわになってくると毎年夏の訪れを感じますね。あと胸筋がある人特有の、ジャケットとかTシャツを着たときの胸で着てる感がたまりません。

 ここからはこのビジュが最高!編に入ります。

20. ロン毛期

 サラサラツヤツヤな髪の質感、うざったそうに髪をかきあげるしぐさ、全てがこの限られた期間の映像の中にしか残っていなくて、私がファンになる前の時代の中でも特にロン毛期の坂本さんに対しては「この人にこんな時代があったんだなあ…」という謎のノスタルジーを強く感じます。

21. 「CHANGE THE WORLD」MV

 正確にはダンスしてるシーンでの黒タートルネックを着てる坂本さんのビジュアルが最高だという話です。なんかこの坂本さんいつもと最高のベクトルが違って美人感がすごくて、きれいなお兄さんって雰囲気なところがとてもとても魅力的です。

22. 2008の襟足長め時代

 VIBESとかSwing!あたりの、襟足長めの黒髪でゴツめのネックレスを着けてた時代の坂本さんがチャラくてイケてて大好きです。シロートの男じゃない感出すぎてるよ〜かっこいい〜〜…

23. 2010-11のヒゲパー

 全く細かくない話だなこれ…もうこの時期の坂本さんは私の中で「伝説の男」みたいになってるところがあります。坂本さんが愛とエロスの化身だったころ、みたいな…セクバニコンの映像で飛び散る汗すらフェロモンに見えます。言い方スッゲェキモくてすいません…

 私V6にはまったのはOMGからなんですけど、その数年前、2010-11のカウコンを何気なく見てた時にこの時期の坂本さんを見て「なにこの人2次元から飛び出してきたんか!?」ってすごいときめきを覚えた記憶がありまして、その後はまった時にあの時のハイパーセクシーかっこいいおじさまが坂本さんであったことを知って「あなたがあの時のおじさま…!!」って勝手に奇跡の再会みたいな気分になったし、その時はまっておかなかったことを死ぬほど後悔したっていう個人的な思い出があります。(自分語り)

24. 2013

 ヒゲパーからうって変わって塩顔イケメン感がすごいOMGコン頃のビジュアルも大好きで、ヒゲなし黒髪ストレートで端正なイメージを作っておきながら前髪は少しだけ目にかかるぐらいの長さでドレッシーな雰囲気をバランスよく引き出しているところが素敵だと感じてます。余談ですけど個人的にはこの頃の坂本さん、ちょっと長谷川博己に似てるなとずっと思ってます。

25. 今

 個人的に今(特に7/29放送のしゃべくり007が最高だった)のビジュアル、歴代で5本の指に入るレベルで大好きです。2011よりゆるふわにアップデートされたヒゲパーが48歳アイドルの新たな平野を開拓している…。しゃべくりとか見てて思うんですが、今の坂本さんを新しく好きになる人は幸せ者ですよほんとに…こんなかっこよくて可愛くておちゃめでセクシーな、2次元から飛び出してきたみたいなアイドルが実際にいる驚きを新鮮に味わえるんだから…いや私も見るたびに「え〜誰この人めっちゃかっこいいんですけど〜〜!?あっ自担だった〜〜〜!!!」みたいなテンションになってるから超幸せなんですけどね?

 

言動編 (No.26~33)

26. 一人称複数形が「うちら」

 なんでこれだけギャルみたいな言葉遣いなんですかね?笑 これとか「柔らかい」を「やらかい」って言うところとか、バリバリ東京の下町出身なのになぜか関西風の言葉遣いが混ざってる坂本さんの語彙が好きです。

27. 新しいものに対する順応性がある

 英語を学習して上手くなったとか3Dモデリングが趣味とかスマホを使いこなすのに苦労はしなかったとか、新しいものに慣れたり新しいことを習得するのが上手なんだなーと感じるエピソードが好きです。器用でかっこいいなあ〜〜40代になってもそういう柔軟性を失ってないところが素敵だなあと思います。

28. お母さんと仲良しなところ

 「お母さんと仲良し」なところが好きというか、「『お母さんと仲良し』なことがわかるエピソードをサラッと話せる」ところが好きです。お母さんをはじめとするご家族のことを話しているときの坂本さんは、V6の最年長リーダーというより下町の八百屋の三男坊という趣きが強く感じられて、なんだかくるものがあります…項目が足りないので独立項目にはできなかったけど、V6では最年長なのに家庭では末っ子として育ってきたところも好きなところの一つです。

29. 身内限定でまれに滲み出る元ヤン感

 今や坂本さんはすっかりV6のいじられ担当で「愛なんだ」で学生に死んだ虫をよこされて「バカ!!」って思わず叫んじゃったあと「ごめんね初対面なのにバカって言って…」とすかさず謝ったり、KAT-TUNの上田くんを怖がったりするようなかわいいおじさまキャラになってますが、いやだからこそ、身内であるメンバー限定でたまーに出てくる元ヤン感、というか結構口が悪いところにすっごくときめきます。自分が知っている限りで1番グッときた元ヤン感は、2015年フォエバコンのMCで井ノ原さんに理不尽に怒られて*2「ンだこのやろォテメーこのヤロー!」ってキレてる時の巻き舌があまりにも自然だったところです。

30. Mギャで時々出てくる優しくも厳しいアドバイス

 No.061で息子の態度に悩むお母さんに対してしたような、読み方によっては突き放すようなニュアンスも感じる、でも相手への優しさも含んでいる坂本さんのアドバイスに私はものすごく坂本さん「らしさ」を感じてます。突き放すような意図があるというよりも、「自分で経験し、考えて悩むことでしか実りは得られない」という哲学が坂本さんの中にあって、周りが何を言ってもしょうがないという考えを素直に誠実に伝えているから、厳しさと優しさを同時に含んだ文章になるのかなーと…これは私の勝手な憶測なんですけど、自分が成長していったときのこととか、カミセンにガミガミ言ったりしたけど彼らは彼ら自身でしっかり成長してたという経験とか、そういうものがこの考え方を作っていったのかなと思うと、胸がつまるような気持ちに…なりますね…

31. Mギャで頻繁に出てくる長野さんへの言及

 これ何なんですか?💢長野さんって坂本さんの何なんですか??匂わせもいい加減にしてほしいんですけど??💢💢 いや、嘘ですどんどん長野さんの話してください…メンバーの話が出ると嬉しいのは確かなんです!なんですけどなんか…何なのそのマウンティングは!?何でメンバーのこと聞かれてるのに長野さんのことだけ答えるんですか!?二人は何なの…!?みたいになることが多々あって(最高です)、その度に心がざわつくんです…個人的に一番読んで困惑したのはNo.076の「長野のことが好きなんでしょ」のくだりです。

32. 脚の長さを謙遜する気がないところ

 MギャNo.073の回答みたいにタラバガニみたいな長さの脚を褒められたときに特に謙遜しないし、なんなら足長ジョークを飛ばしちゃうところが好きです。こういう、美しい体を持って生まれてきた*3人がその美しさを謙遜しないの、最高…美しい人はその美しさを世間にひけらかす勢いで生きててくれと思ってるので…。でも自分の美しさを謙遜する人とかそもそも美しさに気づいてない人とかもなんやかんやで大好きです!!

33. 年齢をネタにしても言い訳にはしないところ

 全然細かくないなこれすいません…これはご本人が言ってたことそのまんまなんですけど、アイドルや歌手として高みを目指し続けることや(良い意味で)かっこつけることを年齢を言い訳にしてやめたりしないところが本当に大好きです。こういう風に考えていてくれることを目の当たりにするたびに、この人を好きになれて幸せだと心から思います。そして性別も違うし職業も世代も全然違うけど私はこの姿勢にすっっごく憧れてて、歳をとっても進歩し続けられるかは自分の気概と覚悟次第なんだなという勇気を、坂本さんからいつももらってます。

 

歌編 (No.34~36)

34. 低音

 「恋と弾丸」「太陽のあたる場所」等々での坂本さんの低音が大好きです。最近のV6の曲はそもそものキーが高いものが多いうえに坂本さんが高音パートを担当することが多いので、低音を堪能できる機会がめっきり減ってきていますが、低音パートいつでもお待ちしています…!!

35. エキゾチック・トリップの過剰なくらいイヤらしい歌い方

 2番アタマのソロで特にイヤらしくてねちっこ〜い歌い方がされていてここが最高に好きです…この曲にはこの歌い方!っていうのをドンピシャで表現できる技量とセンスをひしひしと感じます。

36. GOLD 2番「僕は火の玉ボーイ 駆け引きの妙だなんて知らないや」

 嘘つけ!!というかその歌い方嘘つく気もないでしょ!!!そう言って女の子誑かそうとしてんのお見通しなんだよ〜誑かしてくれェ〜〜!!!坂本さんとリアルで出会いたいとか恋愛したいとかそういう感情は一切ないけど「たぶらかされたい」という欲望は常にあります。坂本昌行に誑かされたい。

 

コンサート編 (No.37~39)

37. 1998年「HAPPY」-「ジンクス」の、ライトを逆光にしょって歩いてくるシーン

 佇まいと風格が「帝王」じゃん…

38. 2002年「LIV6」-「B.G.B.」、ガイコツマイク似合いすぎ

 坂本さん・長野さん・森田さんの3人でパフォーマンスしたこの曲ではエルヴィス・プレスリーみたいなガイコツマイクを使ってるんですけど、これが最っ高に似合う…この頃の明るめの短髪にロックンロールが非常〜〜に似合ってます。途中のC&Rで坂本さんの顔が抜かれたときほんの一瞬だけ見せるカメラ目線の色気にゾクッとします。

39. 2017年「The Ones」-「Remember your love」、2番「胸に刺さる針を抜く」で衣装にシワが寄るくらい強く握った手

 この時着てる西陣織衣装って見るからに分厚そうなんですが、それにシワが寄ってしまうくらいに強く胸を押さえている手!!なんという悲しみの表現!!好きです!!!

 

MV編 (No.40~42)

40. 「愛のMelody」2番サビ、みんなが仮装して静止してるシーンでの警官姿の腰つき

 エロを感じさせる演出のないシーンでふと感じるエロスって普段の百倍刺さるじゃないですか?そういうことです。

41. 「kEEP oN.」最終盤のフォーメーション

 一番最後の「Keep on dancing」というフレーズを繰り返す大サビ?のような場所で、坂本さんが中心となって一箇所で踊りつづけその周りをメンバーが移動していくフォーメーションのシーンがあるんですが、ここの坂本さんの「パフォーマンスの柱を受け持ってる」感がメッッッチャかっこ良くて大好きです。

42. 「Can't Get Enough」2番サビ終わりの切なげな目

 ガチで一瞬なんだけど、この一瞬でもう坂本昌行さんの虜にされてしまうから…MVで顔が抜かれるカットのときは鋭い目つきでキメてて「強い!成人男性!」って印象を受けることが多いだけに、このカットの弱ったような困ったような悩ましげな表情に計り知れないギャップとセクシーさを感じます。

 

衣装編 (No.43~45)

43. 赤パンツ似合いすぎ問題

 セクバニのMV、涙アトのジャケット、2017音楽の日など、坂本さんは赤いパンツが衣装になることが度々あるんですが、なんでこれが似合っちゃうんでしょうか…?だってこんなんさあ〜一般人が着たらミッキーマウスリスペクトにしか見えないじゃん…セクバニMVと音楽の日に至っては上が黒だから完全にミッキー配色なんですけどファッションの一環ですみたいな雰囲気出てて、着こなし力の高さに脱帽します。

44. 光り物衣装似合いすぎ問題

 ここ2~3年の歌番組でよく着てる光沢強め素材の衣装の話なんですけど、これも選ばれしスタイルを持つ者しか着れないし、太ももとかちょっとでも肉がつきすぎてたらすっっごいパンパンで見苦しいことになっちゃう衣装だと思うんですがなんで似合っちゃうんでしょうか…48歳アイドルの神秘…

45. 「Super Powers」の白衣装

 一粒で二度おいしいスリーピーススーツの魅力を右ジャケット左ベストとつなぎ合わせることで一つの衣装に詰め込んだ上に後ろには半分ロングコートみたいな感じでなんかヒラヒラする布をつけている…なんだこの画期的な衣装は?オタクの願望よくばりセットか…??これを選んでくださった衣装さんに圧倒的感謝しかありません…しかも白一色の衣装ながらこういう変形した意匠でファッション感を強めることで40代後半でもしっくりくる王子様感が演出されているという隙のないデザイン…最高〜!大好き〜〜!!

 

?編 (No.46)

46. One Dishの背中アングル

 ワンディッシュで街を歩く坂本さんの背中を写したアングルの映像が多いの、"Guilty"じゃないですか…?何この、一緒に歩いてる感は…なんかコメント言うときも基本的にちょっとこっちを振り向きながら言ってるから余計二人で歩きながら喋ってる感出てて、毎週「私の彼氏は坂本くん!今日は二人で街歩きデート☆」みたいなラブセン気分味わえてしまうのほんとに「無理」なんですが…すいませんこんなこと言ってるけどリア恋ではないんです…

 

このシーンが最高編 (No.47,48)

47. 2019年5月19日放送「鉄腕ダッシュ」でヤマメを逃したときの表情

 あまりに細かい話をするのもどうかなと思ったんですけど、ここの顔はもうなんかかわいすぎて泣けてくるんですよね。一度はエサに食いついたヤマメに逃げられてしまったときの表情の動きがほんとに😳😖😫こういう絵文字そっくりであまりにもヒロイン力が高くて…47歳の男性がカメラにわざわざ振り向いてこんなかわいい表情を見せてくれたという事実に、彼がアイドルという職業に就いていてくれている素晴らしさを見い出さざるを得ません。普段は素敵なおじさまって雰囲気だけど、その中でたまにある、こういう天真爛漫さを感じるというか、人に愛されることをなりわいとする人だと感じられる瞬間が好きです。

48. 「愛なんだ」2017のミュージカル

 これはどうしても最後に入れたかった…私の中でアイドルとは「人を全力で楽しませる」人たちであってほしいという願望、というか理想のようなものがあるのですが、この企画の坂本さんはまさにそれを体現していて、本当に坂本さんは最高のアイドルだと改めて実感させられる素晴らしいシーンだったと思ってます。

 高校生たちの中に飛び入り参加してミュージカルを披露するというバラエティ番組の1コーナーなのに、普段の舞台やコンサートと同じように指先まで神経の行き届いた所作を貫いていて、まずその妥協のなさに感動しました。何より、限られた練習時間の中で全力で振りと歌と台詞を頭に叩き込んで、高校の内部公演とはいえ自分のできる最高のパフォーマンスをする姿に、アイドルを30年続けてきた美学とかプライドが詰まっているように思えて…この人はずっとこうしてアイドル業を全うしてきたのかなって、アイドルとして歩んできた長い歴史に想いを馳せたくなりましたね…

 高校の体育館を使った舞台で、照明も音響も普段お芝居をする劇場とは比べものにならないほど簡素なものだったと思うけど、それでも輝きは全く失われていなくて、そこがかっこいいよお〜〜本物のダイヤモンドは高価な台座がなくたって輝けるのだ…

 そしてこれは完全に私の憶測なんですが、時間が足りない中でもふざけず全力でやるというのは、その方が楽しんでもらえるだろうというバラエティ的判断もあったと思うけど、アイドルとしてだけではなくミュージカル俳優としての矜持もある気がしていて、ミュージカル部の宣伝でやっている以上、部の子たちがやっていることがすばらしくて楽しいものだと思ってもらわなきゃいけない、みたいな気迫も私は感じたんですよ…だめだ思いを馳せるほどかっこいい…もう全てがかっこいい…大好きだ…あなたは私の一生ものだ…

 

 

 

 

 

 

 ハチャメチャに長い記事になってしまった…48という縛りで挙げたけど、正直こんな少ない数じゃ坂本さんの魅力は語りきれませんでしたし、48個じゃ魅力を語りきれないところも坂本さんの素敵なところですね。ああもう49個目が出ちゃった…

 あと「好きなところ」とは言ったけどこういうところが好きだから坂本さんのことが好きなんじゃなくて、坂本さんのことが好きだからこういうところが好きだと思えるんです!美しいダイヤモンドがこういう風にきらめく瞬間最高だよね〜!という気持ちを共有したい、みたいなテンションでこの記事は書かれました。

 めちゃめちゃ今更ですけど、48歳おめでとうございます。とにかく健康で、幸せに、長生きしてください…

*1:こういうところでジャニーズの雑誌表紙ネット解禁のありがたみをものすごく感じます

*2:井ノ原さんをみんなで持ち上げて飛ばしてみようという話で、着地点で待機しようとした坂本さんを拒否しておいて受け止めてくれなかったことに井ノ原さんが怒ってみせた

*3:言い方激キモですみません…

どうしてこんなに悲しいのか

 正直、嵐のみなさんが取材に応えたときからなんとなく覚悟はしていた。だけど、いざこの時が来てみるとこんなに寂しくて悲しいものなのかというぐらい、まだ悲しさが抜けない。

 冷静になってみると、なんでこんな声を上げて泣いちゃうぐらい悲しんでるんだろうな?自分が大好きなグループを作った人とはいえ、なんかもっと…このニュースを知ったら、「そうなのね…ありがとうございました…ご冥福をお祈りします」ぐらい静かに悼むことができるもんだと思ってたんだよなあ。

 正直昼間も思い出してはつらくなってたんだけど、「何かあった?」って聞かれて「ジャニーさんが亡くなったのが悲しくて…」とか答えてもヤベー奴だと思われるだけだろうと思って必死でこらえてたので、今の気持ちをここに吐き出します。

 

 なんだろう…自分が悲しいのもそうなんだけど、私が大好きな人たちは今、私なんかよりずっとずっと悲しくて寂しい思いをしてるのかもしれないと思うと、そのことが耐えられないぐらい悲しい、というのが大きい。

 そりゃああの人たちも生身の人間なんだから、私たちの知らないところでたくさん傷ついたり嫌な思いをしたりすることがあるだろうし、悲しみの乗り越え方なんて私よりずっと多く知ってると思うんだけど、それでもやっぱり悲しいことは悲しいことだと、思いたい…けさの太一くんを見て、ますますそう感じて泣けてきてしまった。

 まあ、たった数年ジャニーズを追いかけてるだけの私には本人たちの気持ちなんて分からない。いや、分からないというか、30年以上・30年近くこの事務所にいてジャニーさんにお世話になって、アイドルとして歩んできた人生はこの人なしにはありえなかったという関係性とかその人への気持ちなんて、私なんかには計り知れないのだ…昨夜の発表に書かれていた病室での日々だとか太一くんのコメントとかをみると、タレントの方々の気持ちはたぶん私が思うよりずっと大きくて、だからこそ悲しくなってしまうなあ。

 

 そう、その昨夜発表された文章も、なんというか、タレントさん達とジャニーさんの間にこんなに素敵な関係が確かにあったんだなって思わされて…だめだ〜〜読み返したら泣いちゃう…お互いへの強い想いが伝わってきてさ…本当に悲しいお知らせなんだけど、いい文だ…

 この文章はもちろんジャニーさんが書いたものじゃなく、事務所の誰かが書いたものなんだけど、こうやってタレントを「子供達」と呼んで本当の子供、家族のように扱ってくれる事務所は、間違いなくジャニーさんが作り上げたものなんだなあ…と思うとまた泣きそうになってしまう…

 ジャニーズに限らず、自分の好きなものがその作り手から思いを込めて作られてきたのだと実感できるのって、すごくすごく幸せだなあって思う。作ってくれた人からとても大切にされている、そういう人たちを好きになれて本当に幸せだ。

 

 そしてなんというかもう、日本の芸能史における色んな功罪を抜きにして、タレントの人たちが色んなところで嬉しそうに・楽しそうにエピソードを語ったりモノマネしたりしてる、みんなが慕うおじいちゃんが亡くなったことが私は悲しい、というのが一番なのかもしれない。

 ちょうど昨日発売されたテレガパーソンで、井ノ原くんがTTT (TWENIETH TRIANGLE TOUR) というプロジェクト?名をジャニーさんに付けてもらったときのエピソードを語っていたけど、そこで面倒くさがって命名をはぐらかすジャニーさんとなんとか名前を付けてもらおうとする井ノ原さんのやりとりが微笑ましくて、今読み返すと切なくて、泣いてしまうな…

 時間が経ってジャニーさんのエピソードを笑って話せるようになったら、またジャニーさんとの思い出話を表でたくさん話してほしいなあと思う。本当に面白くてすてきな話ばかりだし、何よりそれを話すときのタレントの人たちは楽しそうですごくいい顔をしているので…

 

 

 人生の岐路に立ったとき、いつもV6の音楽に背中を押されて頑張ってこられたし、V6を好きになって新しく知ったことや興味を持つようになったことは数えきれないくらい多くある。もしジャニーズがなければ、たぶん私の人生は全く違うものになっていたと思う。

 私を幸せにしてくれる存在を作り出してくれた人に、感謝しかありません。ご冥福をお祈りします。

 

 

 

 長野さんが水曜MCを務めている「よじごじDays」の録画を帰宅してすぐ再生してみると、長野さんはこの話題に触れることなく、いつもと変わらない笑顔で進行をやりきっていた。舞台ではなくTVショーではあるけれど、これもジャニーズの、ジャニーさんが伝え続けてきた精神である"Show must go on"の表れなのかもな、とも思う。

 長野さんがいつも通りの姿を見せてくれたことに結構救われたし、気持ちを吐き出したことでだいぶ心が軽くなった。悲しくて仕方がないのは事実だけど、ジャニーさんが作ってくれたものをこれからも好きで居続けて、応援し続けるのが一ファンにできる唯一の弔いだと思うので、私は明日からまた楽しくV6を応援していきます!!メソメソするのは終わりだ!!!

2015年コンサート、涙アト三宅さんソロの魅力

 前の記事にNOIZへのパッションをぶつけてみたところ好きなものについて文章を書く楽しさに気づき、他にも語りたいことが大量に出てきました。ということでこの記事では今日お誕生日を迎える三宅さんに関する話をします。

 そして前回の記事への反応やスターをくださった方々、本当にありがとうございます!小躍りして喜んでます。

 

 

 ここから書いていくのは、2015年コンサート中盤「涙のアトが消える頃」での三宅さんのパフォーマンス、具体的には1番Aメロ「なんて 淡く懐かしい あの日の思い出 にっこり頷いた君を 今でも忘れられない」を歌っているときの三宅さんの表情が大好き、という話です。

 三宅さんがこのソロを歌っている間、約10秒に渡ってカメラの切り替え一切なしで彼がアップで抜かれつづけている*1んですが、私はこの10秒間がたまらなく好きです。いや〜〜最高の10秒間だ。

 

 

 まずこの曲の根底にある「悲しみ」や「未練」といった感情に対して表情や動きで行われる表現がピッッタリはまっていることに、見るたびに感動します。

 この10秒の中でも私が特に素晴らしいと思っているのが目線の動きで、歌詞の中に描かれる、意識が過去の思い出に向いてからそれを忘れられない現在に戻るという動きを目線で表現しきっているところが大大大好きです。具体的に言うと「なんて淡く懐かしい」で一度椅子の方を見据えたあと「あの日の思い出」で「あの日」を思い出すように少しだけ目線を上にあげて、「にっこり頷いた君を」でもういない君を記憶の中に探すように視線を動かし、「今でも忘れられない」で誰もいない椅子を切なげに眺めるというこの一連の動き…神の御業や…

 またこのソロの間、三宅さんは円形に並んだ6人の中心に置かれた椅子を見つめながら歌っているんですが、この10秒の間でまばたきを一度もしていないところも好き、というか感嘆するポイントです。技法が演技のそれじゃん…まあまばたきしない表現はこのシーンだけではなく他のシーンでも他のメンバーでも、意識的にか無意識のうちにかわかりませんけど結構使われてて、例えばこの三宅さんの10秒の直前にある森田さんのソロでも(歌っている最中は)森田さんはまばたきをしていません。ただこういうシリアスな失恋を歌う曲の表現としてはうつむいて目を閉じるとか*2色々ある中で、ここでは三宅さんがまばたきもせず視線をさまよわせることを選択した、というところがとても好きなんです。まばたきしていないことで、もうかつてのように目の前の椅子には座っていない彼女の姿を頭の中で必死に追いかけている感じや、目を閉じたら涙がこぼれ落ちそうな心情を表現しているように見えて…本当に素晴らしい、このシーンにはまった表現だと思ってます。そして最後に顔を傾けて眉をクッと上げるのがまた涙をこらえているようにも見えてたまらない…

 

 

 そしてこのシーンは三宅さんのお顔の美しさを堪能できる10秒間であるとも思っています。

 特に三宅さんの瞳の美しさが最高に際立ってると思っているんですが、スポットライトが真上から当たっていて瞳に直接光が当たっていないおかげで瞳の輪郭やハイライトがぼやけて涙で潤んでいるように(私には)見えて、ここから歌詞に描かれている切なさがひしひしと伝わってくるところが好きです…また三宅さんの目に映っている光が会場全体のペンラによる光?の他は中央の椅子に当てられたライトだけなので、ここでも彼女への未練や後悔、彼女が頭の中を未だにいっぱいにしていることが感じられて、瞳の中までアイドルやな…と私はこれを見るたび感嘆しきっています。

 また彫りの深さゆえに*3、ソロの後半で顔を傾け顔のほぼ全体に直上からのライトが当たる向きになっても目元には光が当たらず、どこか影を感じる表情になっているところもまた大好きです。直上からのライトが三宅さんの顔のつくりを浮かび上がらせ、美しさを引き立てているところも最高…

 そして顔を上げた一瞬だけシルエットが浮かび上がるまつげの長さと量!!美しい人だあ…という感想しかもう出てこない…最後傾けた首を元に戻すとき、右目のまつげに一瞬光が強く当たる角度になって、少しだけ眉頭を上げて下がり眉のようになっている表情と合わせてものすごく儚げな一瞬が生まれている、このシーンはもうそのままCMかなんかに使えるレベルの美しさだと思ってます。あとこのシーン、眉が上がっているのに目は少し細められていて、泣きそうなのにそれをこらえているような心情をここから感じています。切なさの表現がすごい。

 あと余談ですが私は三宅さんの眉毛が大好きです。つり眉でありたれ眉であり太眉であるみたいな、矛盾する概念を兼ね備えた不思議かつ魅力的な眉の形、そしてアニメーションのキャラクターのような可動域の広さが三宅さんのアイドルとしての天真爛漫さと意志の強さを象徴するようで、すごく「らしい」眉だな〜といつも思ってます。つり眉とたれ眉を兼ね備えてるというところは今語ってる10秒間からも感じてて、「なんて 淡く」あたりではアオリでも俯瞰でもない水平な顔の角度と少し寄せられた眉根によってつり眉に近い形に見えているのですが、そこから顔を上げていって「にっこり頷いた」あたりでは上を見ながら今度は眉根を持ち上げるように切なげな表情をしていることでたれ眉に近いように見えるという…変幻自在の眉をお持ちだと思っています。眉ってそれ単独で顔の表情や印象をかなり決定づけるものなので、眉の角度が少し違って見えるだけで表現の幅が一気に広がるように感じます。ほんの少しの動きで大きく印象が変わる三宅さんの眉毛が、私は大好きです。

 

 

 さらにこれだけ完璧に美しい10秒間を、MVなどではない、やり直しのきかない生のコンサートで、しかもグループの20周年記念コンサートのオーラス、デビューした記念日でビデオ撮りの入っている回といういっちばん大事なところでバッチリ繰り出してきたという事実には、もうアイドルとしてなんて素晴らしい方なんだと唸ることしかできないです。そしてスタッフの方々がこの10秒間を余すところなく完璧な画角でカメラにおさめ、映像にこのアングルを採用してくださったことにもまた感謝しかない…

 話は少し変わりますが、2017年のThe Onesコンサートの映像には三宅さんが長野さんにキスするシーンが収められています。この場面の裏話として、長野さんが今年1月のバズリズムで「健が『映ってなかった』って言ってもう一回(キス)してきた」というエピソードを語っていて、三宅さんも「残したいから」とコメントされていましたが、この三宅さんの行動に至ったであろう「残すことが大事」という考え方は本当に大事だよなあと私も思っています。映像や音楽媒体といったメディアに残るから、後世に誰が見ても確かにあった事実として存在できることになるんだと思っていて、この10秒間だって映像に収められ、BDが保つ限り永遠に残るものになったからこそ私がその存在を認識して今こういう文章を書けているわけで…要するに、様々な因子が最高にかみ合った結果この映像が私の手元にあるという事実にマジ感謝、そして三宅さんの行動が私の大切だと思う考えに合致していたことに多大な嬉しさとありがたさを感じている、という話です。

 ただまあだから何でもかんでもバンバン映像化して形に残してくれということではなくて、例えば今年のOMSを見に行ったあと映像化してくれ…と思う一方で「幻のように消えさる」ものだからこそいいのかもしれない…という気持ちも湧いたので、一概にこうだ!!と言えるものでもないよなあとは思っています。ただこの三宅さんの10秒間については、映像として私がこれを見ることができているということに感謝と喜びしかないということを言いたい!!こんなに心を動かされる瞬間を見られて本当に本当に嬉しいです。

 

 

 

 この記事を書くために三宅さんの10秒間を見返すほどにそれまで気づいていなかった魅力に新しく気づき、それを細かく文章にするためにもう一度映像を見てさらに書きたいことが増え…という幸せ地獄みたいな状態に途中から陥ってました。楽しかった〜〜

 

 40歳のお誕生日、おめでとうございます。一介のファンに過ぎませんが、これからも健康にご活躍されることを、心から祈っています。

*1:マルチアングルでない映像でここまで顔が長く抜かれ続けるのは、V6の映像では珍しい気がします

*2:あくまでセンスのない素人が考えた例です

*3:岡田さんの顔の濃さ、彫りの深さに隠れていますが、三宅さんも相当彫りの深い方だと私は思ってます

V6 51stシングル4曲目「NOIZ」が狂おしいほど好き

 おととい、V6の51枚目シングル「ある日願いが叶ったんだ/All For You」が発売されました。

ある日願いが叶ったんだ / All For You(通常盤)

ある日願いが叶ったんだ / All For You(通常盤)

 

  フラゲ日にCDを手に入れ4曲目に収録されているNOIZを聴いてからこの曲にハマりまくり、NOIZのことを考えすぎて食欲も無くなってきました。この気持ちを早いところ文章にしたためて整理しないと生活に支障をきたしそうな気がしてきたので、今この文章を書いています。

 

 

 

 

 

 

 

 も〜〜ヤバいぐらい最高だ!大好き!!何もかも好きすぎて初見(初聴?)で聴きながら「オッホッホ…」ってニヤつきが止まらなかった。

 

全体の雰囲気について

 まず昔のV6を思い出すような懐かしい雰囲気を出しつつもしっかり2019年のV6の楽曲を作っているところが大好きです。2010〜2013年ごろのOMG期*1や2000年代前半のV6の雰囲気も出しつつ、でもやっぱり細かい洗練のされ方に2019年のV6を感じて…とにかく最高…この辺りここから詳しく述べていきます。

 最近のV6はこのシングルに収録されてる「All For You」のようなオシャレ路線の曲がかなり増えてきていて、そういうジャニーズシャレオツ最先端な雰囲気のV6はもちろん最高だしこういう曲こそ色んな人に聴いてほしいとも思ってます。なんですが、NOIZはそういうオシャレさとは少し違った、OMG期のちょっとダサくてハイパーかっこよくてキャッチーみたいな雰囲気を持っているように思います。主にサビのパワフルさとか所々入る言葉遊びっぽいフレーズに滲むユーモアとか2番終わりの間奏とかからそういったものを感じているんですが、私は特に、サビ前~サビにかけての抜け感?うるせ~!!知らね~~〜!!!!みたいな音数の多さ・音の重さとくどいぐらいのタメに2012年の「POISON PEACH」に通じるものをみていて、ここが最高に好きです…このマッシブというか破壊的というか、重たい音が詰まりに詰まったところが大好きです。自分がOMG出のV6ファンでOMG期の楽曲が大大大好きなので、この頃の雰囲気を感じる曲が出たことが本当に嬉しい…

 あとサビのメロディがガンガンにキャッチーで開放的なところには、2000年代前半の「X,T,C, beat」とかを出していた時代の雰囲気も感じてます。この辺からも、最近はあまり見られなくなったちょっとダサくてかっこいい雰囲気、なんていうか一昔前のエイベックスっぽい感じ…?がにじみ出ていて、最高に興奮しています。

 ただ低音重めのアレンジとか使われてる音の洗練され方、あと6人の表現の良さにはやっぱり2019年のV6だな〜と思う箇所がいっぱいあって、過去のテイストを踏襲しつつ細部はちゃんと今っぽくアップデートしてるっていうところもまたV6のかっこいいとこだな…と唸ってしまいます。さっきサビ前〜サビにかけては音数が多くて重たくて最高ってことを書いたんですが、全部が全部そういう雰囲気ではなくて、1番のAメロとかはそんなに音が多いわけでもないように聴こえます。こういう緩急のつけ方はすごく今っぽいな〜という感じがして、ここもまた私のNOIZ好きポイントの一つです。

 あとここまででダサいという言葉をよく使ってるんですけどこれはディスりでは全くないです!私の中ではダサいの対立概念はあくまでオシャレであってかつその間に優劣はなくて、かっこいいか否かは全く別の評価軸によるものだから、ダサかっこいいもオシャかっこいいも全く矛盾のない概念であってその間にどちらがいいみたいな優劣はないと思ってます。そういう意味で、「ダサかっこいい」は「かっこいい」の1ジャンルとしてあくまで完全な褒め言葉として使ってます。

 

歌割りと表現の素晴らしさ

 そして曲自体ももちろん素晴らしいんですが、この曲をさらに素晴らしいものに仕上げているのは歌割りと歌での表現の秀逸さにあると思ってます。出だしから曲の世界にグッと引き込む力を持つ剛健の掛け合い、あくまでカミセンに属しつつもトニセンとカミセンのボーカルをつなぐ位置におかれている岡田さんのパート、坂イノの圧倒的対応力、そして夕ドロがもついい意味での「生活」の匂いといった点がこの曲の中で私の推したいポイントなんですが、ここからまた一つずつ書いていきます。

 まず1,2番ともに歌い出しが剛健で、どちらも音がかなり低く気だるげな歌い方が特徴的なんですが、まあ〜これが最高に好きです。最初の方の暗めでセクシーな雰囲気に剛健をぶつけるの、大正解じゃないでしょうか。すっごい歌い方がエロいんだけど、ここまで特徴強めに歌ってもクドくならない、頑張ってる感を出さないというか、セクシ〜かっこいい〜なんかシャレてる〜!!みたいに聴いてる人に思わせるのは剛健ならではの力であって、2人が持つ特徴的な声質を本人が持つ表現の力でもって最高に活かしているからではないかな〜と思います。この辺もやっぱりデビューから長い時間が経った今、2019年のV6の楽曲として素敵だと思うところの一つです。

 で、その剛健パートとトニセンメインのパートの間をつなぐような形で1,2番ともに岡田さんのソロパートが入っているんですが、私は特に2番のソロパートが好きです。2番はAメロにあたるカミセンパートの前半で剛健の2人が低音で歌っているのに対し、Bメロのトニセンパートでは中〜高音域のメロディへと使われてる音域が変わっていて、それらをつなぐように岡田さんの高音パートが入っています。カミセンの中でも声質にくせが少なくトニセンに近い岡田さんのパートがこの位置に入ってる、というのがこの歌割りの妙だな〜と思います。そして前段落で剛健のパートが最高という話をしましたが岡田さんもまっすぐな甘めの声質を活かしながらラップがサマになってるの、やっぱりComing Century Boysだ〜としか言えない…最高です。

 次は坂本さん井ノ原さんの対応力というか歌い方のバリエーションがすごいという話で、これは他の曲でもそうなんですけど、特にこの曲の中では2人とも長いフレーズを歌い上げているところもあれば効果音的な歌い方を魅せてるところもあるという幅広さがめちゃめちゃかっこいいと思ってます。Dメロ「誰がなんて言ってた〜俺は君と話してるの」のように少し力の抜けた甘めの声を聴かせることも、2番Bメロの井ノ原さんソロ「全部が嘘みたい」・Cメロ(サビ直前)の坂本さんソロ「知らない誰かが〜」のようにパワフルに歌い上げることも、そして1,2番Bメロ「Baby」「やめて」のように短い合いの手のようなフレーズで自分の声を効果音のように響かせることも自由自在で、聴きごたえがすごいし聴いていてとても楽しい!好きです!!

 そして夕ドロ(長野さんと井ノ原さん)の「生活」の匂いについてですが、これは2人に割り振られた歌詞がすごく似合っていていいな〜という話です。まずこの曲、最初はセクシーで生活感のない雰囲気から始まりますが、全体的なテーマとしては、日常の中でも他人のことは気にせずたまには楽しくやろうよ的なことを言ってるのかな…?と私は思ってて(個人の感想です)*2、歌詞の中で特に日常性が強く現れてるのがCメロの「コーヒーすすりながら〜」「コーヒー飲み終えて〜」とサビの「朝起きて夜寝てたまには病んで」という部分だと感じてるんですけど、これらを担当しているのが長野さんと井ノ原さんの2人だけ、というところが好きなんです。私は6人の中でも特に長野さん井ノ原さんは生活っぽさを感じる歌詞が似合うと思っている*3ので、2人がここを歌うことによってよりこの部分が地に足のついたものに感じられる気がするし、だからこそこの曲のテーマが引き立つような気がしています。あともう単純に夕ドロが1番と2番で歌うところを交換しているようになってるところが好き…

 

NOIZのここが好きだ

 ここまでは全体とか歌割りとかについての文章だったんですが、ここからは細かい好きなところを語っていきます。前半に書いたところと被ってるものも大いにあります。考察とかはなんにもないので、本当に好きなところをつらつら書いていくだけです。

 まずイントロのクライシス感というか緊迫感のある、そして最近の洋楽系統の曲と違って抜け感のあまりない音でまずおおっ…?と引き込まれて、そしてちょっとライブverのSPARKイントロに近い展開というか、8ビートからビートが細かく刻まれて一瞬盛り上がった後静かになって曲が始まるというAメロへの繋ぎ!!これ絶対ライブでのパフォーマンスが最高になるやつだ〜〜Aメロで剛健が歌い出したところで黄色い悲鳴が上がるのがもう見えます。

 そしてAメロの剛健低音パート、これは死人が出るやつや…「Can't Get Enough」とかもそうですけど剛健に低音を歌わせるという最近の風潮最高なのでもっとやってほしいです。Aメロ後半から「供給して」だけ女声(?)コーラスが目立つように入ってるのもいいですし、剛健のほとんど囁きに近い歌がかなり低くてアレンジも低音がかなり強いのでこれらの高音が際立ってアンバランス感を醸し出してるしそのあとの音高めなBメロとの繋ぎにもなってるのが最高ですね(一息で)。

 Bメロの各フレーズの前にUhh~↑ってコーラス?が入ってるのなぜかは言葉にできないけど大好き…なんでしょう、ちょっとAメロも含めコーラスの入れ方が私の好きなファンク、というかスガシカオ氏っぽくて刺さるのかなあと思ってます。後ろのリズムも全体的にファンク?かはわからないけど癖が強めで素敵です。井ノ原さんの「ベイベ~ッヘエーッ」アーーッ最高!!すごいどうでもいいことですけど、ここの歌詞聴いてるとあんた2年前SPARKで「偽物はいらない見たいのは本当のYou」て言うてたやないの!?って気持ちになります。両方最高だからオールオッケーですね。そして最後「ただ君とお茶してたいやい」って歌ってるのほんと最高…井ノ原さんがテレビデオとか大好きなように私は「~~たいやいや」みたいな言葉遊び的フレーズが大好きなので…

 そしてここからサビに向けて、三段跳びでいうならステップに近いCメロに入りますが、ここでちょっと不協和音っぽい?違うかも、緊張した響きが入るのあまりにも最高です。コードのこと全然わかんないから具体的にどういうことになってるのかはさっぱりわかんないんですけど、特に最初のフレーズでいうなら「コーヒーすす『りながら』」のあたりいい感じに不安定で興奮します。あとここの井ノ原さんの歌い方めっちゃめちゃ好きです。でも次のフレーズの「タイムライン『チェックした』」ではその不安定な響きがもう消えて次のサビへの準備に入ってるの展開がめまぐるしくて忙しくて最高。担当の欲目かもしれないけど「知らない誰かがまた、Make some NOIZ」の坂本さん歌唱力を存分に発揮してて素晴らしくないですか?

 ここからサビに行くのかと思いきや一旦長めにタメてタメて焦らしてくるのんも~!好き~~!!ってなるから本当…というかここのタメ部分めちゃめちゃに好きなんです…4小節弱あってそのうち3小節ひたすらタメに使って(ベース音が下がって行く)完全にそれまでの勢いを殺してからそっから1小節で急激にギュイーンってサビに向けて上昇していくところ、カタルシスがやばくてアドレナリン脳内でめっちゃ出てるぅ〜!!って叫びたくなります。富士急に前あったドドンパの最初の加速みたいな急さ。あと最後の小節の3拍目だけリズムが3連符でとられてるの加速感あってめっちゃ気持ちいいです。

 それで特に特に特に最高なサビに入るんですけど、

(ドゥゥーン)ベェイビレッツゴーエンメェ↑イクサァムノイズウィッガナビッバンバンバーニナッ!!!

でもういきなり最高にブチ上がる!!!「burn burn burning up」のフレーズ強すぎる…このダサかっこよキャッチーキラーフレーズっぷり…しかもこの決めフレーズが畳み掛けるように2回続くのズルいなあ〜そして2回目の後ろで入ってるドゥクドゥクンドゥンドゥンクドゥンドゥンみたいなリズムでまたアガッてしまう…それで「朝起きて夜寝てたまには病んで」で一旦落ち着いて(「たまには病んで」を1番で井ノ原さんに、2番で長野さんにあてた人天才)からの「だけーど メェイクサームノーイズ」で階段状に音とテンション上がって後ろのリズムも合わせて「Let’s get it on」で完璧なフィニッシュ!!最強!!

 このブチ上げまくったサビ終わりでいきなり低音だけになってテンションかなり下がってからの2番Aメロでカミセンラップパートという構成が天才ですね。森田さんがめっちゃイヤって言ってるところほとんど(2回目以外)「嫌」の「い『や』」で頭拍とってんのすっごい気持ちいいし、森田さんの歌い方も(無意識かもしれないですけど)3,4回目の表拍とか他よりアクセント強めに歌っててほんとセンスの塊…

 そのあとの2番Bメロの入りだけ女声コーラスが他と違うの区切り感あって好きです。そしてここの個人的刺さったポイントはやっぱり坂本さんの叫ぶような「やめて」ですね…もう……ホア~~~!!坂本さんの「やめて」が聴きたい人はこのシングルを買ってください。2番も最後に「塗りつぶしていきたいやいや」出た〜大好きです。そしてCメロで歌詞の不協和音とメロディの不協和音(かどうかはわからないけど)リンクさせててここで伏線回収するの初めて聴いたときテンション上がりました。

 2番サビ前はタメがなくていきなりドゥゥーンから始まることによる1番より盛り上がりがピークに達して来てる感、めっためたにテンション上がります。そしてサビ後にサビ後ろのインストがそのまま続いてからの「Nanana ok」のキャッチーでちょっと懐かしい感じ最高!!あとここ結構長野さんの声強くて長野さんの語尾に音符が付いてそうな歌い方がめっちゃ好きです。そして最後森田さんの気だるそうな激低「Let’s get it on」激ヤバ〜生で食らったらたぶん死ぬ…

 こっからの2番終わりの間奏の、DJのドゥクドゥクやるやつ(なんて言うのかわからない)みたいなところ、いい感じに(超いい意味で)ダサくて全然スタイリッシュじゃなくて大好きです。

 Dメロはここまでとうって変わってすごい綺麗めにまとめてきてて、聴くたびにどうした…?って気持ちになります。あと個人的に坂本さんの「俺は君と話してるの」ベリービッグときめきしかない…そして綺麗めでおっ?って落ち着いてからのタメで雲行きが怪しくなって来てからの大サビイエーーー!!バンバンバーニナッ!!!最高!!!! 坂本さんのフェイクが炸裂!!イエーーーー!!!!

 それで曲終わりにも入ってくる「Nanana ok」でキャッチーに綺麗にまとまっていって森田さんの「Make some noise」でジュゥゥーン…って終わるこの構成。最高の4分間…

 

 

 

 

 ここまで好きなところを文章に詰め込みきったら大分落ち着きました。よかった。そして好きなものを文章に書くってこんなに楽しいんですね。あ〜早いところコンサートでバンバンバーニナッしたい。もう次のコンサートでこの曲を聴けると完全に信じきってるんですけどコンサートでこれやりますよね…?

 ここからは余談なんですが、個人的にはこの曲がシングル4曲目に入ってるの大正解だと思ってます。私としてはこの曲大好きだし好きって言う人がいっぱいいた方がそりゃあ嬉しいんですけど、今のV6の音楽の主流はあくまでAll For You路線であってほしいというか、このシングルの中でV6を知らない人にまず1曲聴いてもらうならやっぱりある日〜かAll For Youかなあと思うので、この2曲が両A面で良かったと思っていて…でも他でもないこのNOIZという曲が他でもない私にこの上ないくらい刺さったので今これを書いています。人にまず勧めるかって言われたら迷うけど自分は大好き!圧倒的支持!ただある日〜とかAll For Youがあってこそこういう曲が輝くのだと思ってます。つまり今回のシングルも構成とバランスが最高!素晴らしいシングルを提供してくださるスタッフの方々、それを素晴らしい作品にしてくださるV6の方々ありがとうございます!幸せ!!以上です!!

 

*1:アルバムOh! My! Goodness!に収録された曲をリリースしていた時期を勝手にこう呼んでます

*2:書いてる途中で調べたんですけど"get it on"ってそういうスラングでもあるんですね。知らなかった

*3:もちろんそうじゃない歌詞も最高に合ってます