ふぉ〜ゆ〜が気になってしょうがない

 タイトル通りです。カウコン以来ふぉ〜ゆ〜が気になってしょうがないV6ファンのひとりごとです。







 ウワ〜ンカウコンめっちゃよかった〜〜!知れば知るほどふぉ〜ゆ〜が気になるよ〜〜!ふぉ〜ゆ〜のパフォーマンスがもう一回見たいよ〜〜!!助けてドラえも〜〜〜ん!!!


カウコンのふぉ〜ゆ〜、めっちゃかっこよかった

 身体一つで勝負しに来たって感じにシビれた。やられました。これまでは、スキルがすごいいぶし銀の人たちらしい、ぐらいのぼんやりしたイメージしか持ってなかったんですけど、カウコンで見た4人は全然違った…スキルがすごいっていうのはたしかにそうだったけど、いぶし銀ではなかったです。すごくキラキラしてました。

 まず見せつけられるスキルの高さに圧倒されました。ダンスがすごい人たちっていうことは知ってたけど、歌もうまい!ふぉ〜ゆ〜の歌どころか声を聞いたのが初めてだったんですが、全員安定した歌声で職人集団やな…と思いました。*1

 炎が出るみたいな派手な特攻はなくて、自分たちで動くのがメインのパフォーマンスだと思ったんですけど、だからこそ演出に頼らない雰囲気があって、ダンスと歌と喋りという武器で魅せに行く!って感じがとてもかっこよかったです。私は割と凝った演出を求めない人間で、スキルで勝負するパフォーマンスが好きなので、カウコンのパフォーマンスがもう刺さりまくりました。もちろん洗練された照明や綺麗な衣装は大好きですし、単に演出がクドくなかったから良かったって話ではないです!確かな技術を霞ませない演出にスキルへの自信を感じて、その自信にグッときたっていう話です。

 あとここがかっこいい!と思ったのは楽曲に振り回されてない感じがあったところです。2曲目?が結構セクシーな曲だったんですけど*2、背伸びしてる感がない30代アイドルのこなれた色気がすごく魅力的でした。楽曲を自分たちのものとして表現しているところがとても素敵だったし、楽曲ばかりが印象に残ることもなく、ふぉ〜ゆ〜というアイドルこそが魅力的に感じられました。

 極め付けにMCのこなれ感と「僕ら感じのいいお兄さんたちで〜すよろしく〜」みたいな雰囲気で人を油断させておいてパフォーマンスはかっこいいっていうギャップにトドメを刺されました。喋りは飄々とやるけど歌とダンスはバリバリキマってるってそれ私が大好きなやつ…。初見でもわかりやすいC&Rを教えてくれてドーム全部を味方につけちゃえ!的な雰囲気が、「あっ私も参加していいんですね!」という気持ちにさせてくれて、置いてけぼりにされてない感じも嬉しかったです。

 こういう感じですっかりカウコンのパフォーマンスに魅了されまして、この人たちすごく面白いエンタメ集団なんじゃないの…?とにわかにふぉ〜ゆ〜のことが気になり始めました。


辰巳くんのファンサを間近で見てしまった

 前述のとおりカウコンでふぉ〜ゆ〜のパフォーマンスそのものにも完全に魅了されたんですけど、それと共にファンサをしている辰巳くんの姿が脳裏に焼き付いて離れなくなりました。隙あらばウインクとファンサをしまくっていた辰巳くんの、アイドルとして「かっこいい」を狙う貪欲さにすごく惹かれてしまった…

 3曲目だったかな?この辺りでメンバーが外周花道を通ってメインステージに移動しながら、アリーナにいるファンにファンサをしていました。前の記事にも書いた出来事なんですけど、そのとき目の前に来た辰巳くんが、私の2つ隣あたりでファンサうちわを持ってたお姉さんに投げチューした光景がしばらく頭から離れなくて。

 そりゃあ単純に間近で見た辰巳くんがハチャメチャにかっこよかったという理由もあります!べらぼうに顔が小さくて目がでっかくて気の強そうな目で左耳だけにピアスをつけた、いかにもイケてる顔の良い兄ちゃんといった風貌は、何も意識してなかった私でも目を惹くかっこよさがありました。

 ただ一番は、ファンサを受けたお姉さんがそれほどはしゃいでいるように見えなかったということが、こんなにもあのときの光景が胸に残った理由として大きくあります。そのお姉さんは全然違うグループの人のうちわをずっと持っていて、花道に誰かが来たらファンサうちわを見せていたので、恐らくですけど特別辰巳くんのファンという訳ではないようでした。それでファンサをもらってもあまりテンションが上がっているようには見えなかった*3んですけど、それを見て私は、アイドルってすごいな…という気持ちになっていました。

 カウコンというジャニーズのほとんどのグループのファンが東京ドームに集まってる状況で、ファンサうちわを持ってるある一人が誰か特定の人のファンである確率ってかなり低いはずです。(これ計算したら面白そうですね) だからカウコンという場でのファンサには、自分のファンへのサービスという要素と同じくらい、ファンでない誰かに対する強烈なアピールという要素があるような気がしていて、それって報われるかどうか運次第だし、「かっこいい」と思われることへの野心とかアイドルとしての強さだとかが強く表れるし必要とされることだと思っているんです。あの一瞬を目の前で見たことで、そういうアイドルとしての強さみたいなものを眼前に見せつけられた気がして、この人アイドルだなあ、すごいなあ、かっこいいなあ…としみじみ思わされました。

 たぶんあの光景はアイドルという界隈ではそんなに珍しいものじゃなくて、ファンサの当事者同士は全く覚えていない瞬間だったかもしれないけど、でも、だからこそ、その一瞬に感じた彼の「かっこいい」ことへの貪欲さやアイドルであることへの気概がすごく胸に残って離れなくなってしまった、という、ファンサの当事者でもない人間が勝手に色んなことを考えてしまった話でした。


録画を必死に漁る→ラインライブの存在を知る

 こういう経緯でふぉ〜ゆ〜がものすごく気になるようになって、とりあえず自宅に溜め込んだ録画の中にふぉ〜ゆ〜が出ている映像はないか探しました。過去のカウコンといくつかの音楽特番ぐらいしか見つからなかった…去年のしゃべくりを何気なく録っていたのに年末のHDD大掃除で消したことを思い出したときは、タイミングの悪さに発狂しそうになりました。「これ結局見てないな〜まあいいか…」ぐらいの気持ちで消した2週間前の私!!大馬鹿野郎!!あと2週間待っていれば大喜びでそれを見る日が来たのに!!!

 バックで踊ってる録画の映像だけでは本人たちがどういう人なのか全く分からない、ということで色々ググってラインライブとそのアーカイブの存在を知ったんですが、いや、これ、すごくない…?ありがたすぎません…?いきなりふぉ〜ゆ〜のことが気になり始めた人間に手厚すぎる。ていうかいいの!?ジャニーズですよね!?こんな、登録も何もしてない人間がこんな長時間の大量のアーカイブを無料で見れちゃっていいの!?と、初めてその存在を知ったときはビビり散らかしました。

 まず個人配信とグループ配信の2種類があって、1人で話しているときの雰囲気とグループでいるときの雰囲気を両方知ることができるのがものすごくありがたいです。新しくアイドルにハマったとき、音楽とかパフォーマンスといったコンテンツはお金を出せば摂取できるけど、バラエティとかトーク企画はお金を出しようがなくタイミング次第でしか摂取できないことが多くて、新しく知りたいと思ったときに一番手に入れるのが難しいコンテンツだと思ってるので、それが無料で登録不要で合法でいつでも見られるというのはすごいアドバンテージだな…と思いました。*4

 そして個人配信は顔が近い!!初めてラインライブをリアタイしてみたのが今月6日だったんですけど、ラインに来たメッセージからライブ画面を開いた瞬間ハチャメチャに顔のかわいい男性(辰巳くんです)がドアップで映って本当にびっくりしました。テレビ電話ぐらいの距離でずっと配信されてるので距離感がバグりそうになる。

 グループ配信は毎回オタク心をくすぐる企画が用意されてて、本人たちのバラエティ力もあいまってどの回も笑えるし楽しいです。メンバーがメンバーをコーディネートとか居酒屋でお酒を飲みながら配信とか、オタクが大好きなわちゃわちゃ感を楽しめる企画が毎月見れるのってV6ファンの私からしたら夢のような状況だ…

 さらにプレミアムに入ると去年のコンサートの映像が2曲見れるということを知って早速プレミアム会員になったんですけど、これで月額638円(税込)は安すぎませんか?アフタートークは無料配信よりオタク好みの企画(叩いてかぶってじゃんけんぽんとか)をめっちゃやってくれるしコンサート映像も運動系企画もあって、すごく内容が濃い!


4人でいることの魅力、4人それぞれの魅力

 ラインライブの履歴を見まくって4人の人となりや空気感がだんだん分かり出したことで、まんまと4人全員が気になり始めています。典型的な沼落ちパターンをたどっているな…

 年齢差もデビューまでのキャリア差もめちゃくちゃ大きいグループをずっと見続けてきたので、全員同い年(しかも差が2ヶ月ぐらい)でほぼ同期という距離感のグループの空気が新鮮で、これはこれでとても楽しい!クラスの同級生で一緒に仕事してるみたいな雰囲気があるように思うんですけど、そのせいか時々彼らに「青春感」のようなものを感じていて、全然年上の人たちなのにノスタルジーに胸がキュッとなるときがあります。辰巳くんの誕生日に飲み帰りの3人が遊びに来たところはなんか泣きそうになりました。なかなかに酔っ払ったイケてる30代男性たちなのに、この「終わらない青春」っぽさはなんなんだろう…。こういう最高に楽しそうな瞬間を見ると、このメンツでずっと一緒にいて欲しいな…とド新規のくせにじーんとしてしまいます。それと同時に越岡くんの私服が素人じゃない者感全開で怖すぎてそれにも泣きそうになりました。

 そしてアドリブ力(コント力?)がすごいし、す〜ぐコント始めるところもそんなんトニセン好きの私が好きじゃないわけないじゃん…と思いました。浴衣回で最後のセリフに収束させるために自然と流れができていったのを見て、V6がやったアドリブ6の惨状が記憶に新しいだけに、この人たちめっちゃ真面目にふざけてる…ちゃんとしてる…すごい…と変なところで関心してしまいました。でも最後のセリフに向けたパス回しが完璧なのに最後の松崎くんのゴールがあまりにも雑だったのは本当に笑った。あとインストアイベントの始まり方、タキシードを着た4人の神妙な面持ちを見て水曜どうでしょう3夜連続深夜バスの旅が始まるんか?と一瞬思いました。

 あとふぉ〜ゆ〜を好きな人からしたら今更って話だと思うんですけど、1986年の10月〜11月に生まれた「ゆう」から始まる違う名前でしかも「ゆう」の字が誰も被ってない4人がジャニーズで一つのグループを組んで活動していて、その名前は「ゆう」が4つで「ふぉ〜ゆ〜」ってまあまあな奇跡では…?と新鮮に感動しています。オタクなのですぐ運命を感じたがってしまう。

 4人が集まったときの魅力もさることながら、4人それぞれのキャラクターもすごく個性的で魅力的でどんどんハマっていってしまう…最初は辰巳くんが一番気になる!という感じだったんですが、4人を知れば知るほど全員気になっていくので楽しいです。ここからはそれぞれの現時点での印象と好きだな〜と思ったところをつらつら書いていきます。

福田くん
・個人連載からイノなき的庶民派サブカルアイドルの波動を感じる。私はイノなき大好き芸人なので、人格的には福田くんが一番気になります。インストアイベントの動画で言ってた「爪が伸びてネイルに隙間が空いちゃってるのを見ると忙しかったのかな…と思ってキュンとする」にものすごいイノハラ氏みを感じました。
・某所で聞いたぴたラジ、「抱かれたい30代ジャニーズ」で自分に8票入ってたことに対して「ゴキブリと同じ計算したら億いきますね」でめっちゃ笑いました。ファンとゴキブリを同じ計算に載せるアイドル
・すっごい男前。「イケメン」っていうか「男前」って言葉が似合う顔だな〜と思ってます。顔面に無駄がない。
・内面も外面も昭和の男前って感じがします。ジャニーズの植木等
・個人的にふぉ〜ゆ〜で一番のリア恋枠は福田くんなんですけど、こんなに見る人によってリア恋枠が変わりそうなグループも珍しいのでは…と思ってます。全員が全員、刺さる人が違うリア恋枠っぽさありません?

辰巳くん
・顔がかわいい
・カウコンで間近で見た第一印象: 顔ちっせ〜顎ほっせ〜目でっけ〜左耳ピアス〜!!気ぃ強そうな目してる〜!!かっっこよ!!
・気が強そうだな〜という第一印象に反してグループ内ではツッコミ役というギャップがいい。
・松崎くんの漢検企画に対して「マツ一人で頑張るのは違うと思うから」って言ってるのを見て、こういう心情をファンに見せてくれる人がグループに一人いると安心感が違うんだよな…と思いました。
・違ってたらすみませんって感じなんですけど、良い意味でナルシストな感じがあるというか、「アイドルとしてかっこいい自分」を見せることがひときわ好きな人なのかなと思ってます。いや〜そういうアイドル私大好き!!
・個人的な欲望ですが岡村靖幸のカルアミルクを歌ってみてほしい。

越岡くん
・15-16のカウコンのチャンカパーナでめっちゃ腰がウネウネ動いてたのが前から印象に残ってました。バックをいくつか見ただけですけど、ダンスは越岡くんが一番好きだな〜
・ラインライブで着てた浴衣が似合いすぎててドキドキしました。楽屋にいるときの歌舞伎役者みたいな色気がある。
・ロイヤルで品のある見た目してるのに「上むいて」に「うるせえ!」で返すところとか「あーんして」に「俺そういうアイドルじゃないよ?」って言いつつ色気のねえあーんしてくれるところとか、健やかな精神が宿っている感じがいいですね。ファンサをしてる自分に無感動な感じがたまらないです。
・書き初めの字が綺麗とほめられて「2万5千からどうだい!」と笑顔で言う発想最高

松崎くん
・ぱっと見はおおらかな熊っぽいなと思いました。
・松崎くんがぶっちぎりで人格がわからない。後先考えず脈絡のないボケをブチ込む狂人、かと思えば天真爛漫なおバカキャラ、でも一歩間違えたらリア恋まっしぐらな気がする、しかしながら時折なぜか元ヤンみを感じる…1人の中に4人ぐらい人が入ってません?怖い。
・太陽の英語のスペルを「son」って間違えるとか「鎖骨」を「左骨」と間違えるとか、間違え方がいちいち天才すぎる。
・喋ってる時は抜けたことばっか言ってるおバカキャラっぽいのに、舞台に関する話のときはすごく真面目でプロ!!って感じの顔になるのときめかざるを得ない…
・個人配信で画面を覗き込んだときの瞳のキラキラがかわいすぎる。
・笑ったときの目尻


ふぉ〜ゆ〜が気になる

 ここまで長々と語ってきたように、私は今ふぉ〜ゆ〜が気になって仕方ありません。もうこれだけの熱量を持ってしまっているんだから「好き」って言っちゃえばいい気もするんだけど、「好き」というには私はまだまだ彼らのことを分かっていないと思っていて、だから私は今の気持ちを「気になる」という言葉に留めています。

 まだ分かっていないと思っていることというのは、パフォーマンスです。カウコンのパフォーマンスは前述のとおりすごく良かったし、私はアイドルのパフォーマンスを重視する人間なので、あれがきっかけでふぉ〜ゆ〜のことが気になり始めたんですけど、それと同時にカウコンの10分ぽっち見ただけじゃ何もわかっていやしないんだろうな…という気持ちにもなりました。カウコンはきっとお試しもいいとこで、ふぉ〜ゆ〜の、ふぉ〜ゆ〜が主役のパフォーマンスを見なければ、本当のことは何もわからないままなんだろうと感じました。映画の予告編だけ見てその映画のことを好きって言ったりしないじゃないですか。それと一緒で、全編通して彼らが主役のパフォーマンスを見なければ、この気持ちを「好き」と形容できるようにはならないと思いました。

 だから私は、とにかくもう一度ふぉ〜ゆ〜のパフォーマンスを見たいんです。自分がカウコンで感じた気持ちが正しいものだったのか確認したいんです。それが確認できたとき、私は初めて彼らを「好きだ」と言えるようになるはずなので。でも未来はわからないものだから、もう一度ふぉ〜ゆ〜を見て、私の求めていたエンタメと違うな…と思ってしまうこともあるかもしれません。それならそれで正直構わないと思っています。とにかくこの、映画の予告編を見た後のような「気になる」という気持ちに整理をつけたい。映画の本編を見たい。

 ということでふぉ〜ゆ〜のコンサートについて調べたら、ふぉ〜ゆ〜が歌って踊るパフォーマンスをする現場は結構レアらしいということを知って軽く絶望しています。しばらくはこの気持ちを抱えたまま生きていこうと思います…

*1:後日見たふゆパラの映像より全然上手かった気がする、特に越岡くんと松崎くん

*2:訳わからんテンションになってて細かい記憶が全然残ってないのでぼんやりした書き方しかできない…

*3:内心めちゃめちゃはしゃいでたのならすみませんと言いたい

*4:書いてて気づいたけどJr.はYoutubeがあるか…