カウコン19-20感想(V6の扱いに関して思ったこと)

 カウコン行ってきました。

 6、7日経っての感想はやっぱり「楽しかった〜!」って感じです!!正直終演直後はV6ファンとして結構複雑な気持ちもあったんですけど、数日かけて考えてみたら「そんなにネガティブになる必要ないな〜楽しかった〜〜」ぐらいには落ち着いてきたので、感想とあとついでに今後ソウルジェムが濁りかけたときの浄化用メモ(使う機会がないに越したことはないですが)として気持ちの経緯をまとめておきます。

 

 欲深くなればきりがないっていうのはそうなんですけど、ハニビとBWはズルい(いい意味で)よ〜〜っていうのが真っ先に出てきた感想でして…位置的にムビステの上の6人は全然見えてなかったんですけど、このバカ広い空間でV6が主役の時間が生まれてる!今!目の前で!ってことがすっごく嬉しくて、ずっとジーンとしてました。

 30分近く焦らされてジリジリしてた気持ちはまあ6人が出てくるまであって、でもV6が出てきて歌ってくれているこの瞬間の世界は確かに美しく、「ほら今君となら世界はこんなに美しい」って本当にこの歌詞の通りになっていて、だったら余計なことに脳のメモリを割くよりも美しい目の前の世界を考えている方がずっとずっと楽しいしいいじゃない、って気持ちになってました。BWの浄化力はすごい。なんだこの激キモポエムは…

 いや〜今更って感じですけどV6はやっぱり素敵だ!!この人たちを見ていると私は幸せなだけじゃなくてすごくあたたかい気持ちになれて、V6のそういうところが好きだな〜と改めて思いました。6人の精度の高いパフォーマンスが好きとかキャラクターや関係性が好みとかもそりゃもちろんあるんですが、6人が6人でいるときに感じられるあたたかさがこんなにV6を好きになった要因としてとても大きくて、そのことをカウコンでもめちゃめちゃ感じました。

 

 ここまではポジティブな感想だけまとめたんですが、直後の感想としてはポジティブネガティブのどっちもあって、ポジティブな感情でネガティブな感情をかき消すような感じになっても良くないというか、ネガティブな気持ちを整理しておくことも必要だと思ったので、そういう気持ちの経緯もここから書いていきます。

 反射で思ってしまったのは「えっV6の出番少なくない…?」ってことで、そこからの*1派生、二次的なものとして「自分の好きなアイドルは事務所に大事にされているのだろうか」ということも感じてしまったんですけど、まあ〜こういう類の感情は持っているだけで本当に辛いしできる限り持っていたくない!!私は楽しむためにオタクをやっているので、欲求はいいけど不満を感じるのは嫌なんですよ。

 ということでこのモヤモヤをできるだけ解消するためにまず「V6の出番少なくないか?」という気持ちが出てきた要因を考えたんですけど、主に

・メドレーが2曲だった

・グループチェンジとヒットソングメドレーに出なかった

これらが原因だなと思って、ただ数日経って冷静になってみると、「んな気にすることかな?」と思えてきたんですよね。日が経って気持ちが落ち着いてきたということもあるんですけど、過去のカウコンではどうだったのかを確認してみて冷静になれた、というのもあります。

 まずメドレーが2曲だったということについてなんですけど、時間だけを見たところ近年のカウコンの周年メドレーの中では長い方で、2曲ではあってもちゃんと時間を確保してもらえてたんだな…と、他グループのメドレーを見て安心できたのが大きいです。私が録画を持ってる15-16以降のカウコンでやった周年メドレーの時間を測ったところ、次のようになってて

15-16 KAT-TUN 計2:41

 「僕らの街で」1:01→「In Fact」0:48→「KISS KISS KISS」00:52

15-16 KinKi Kids 計3:19(フラワー含めず)*2

 「愛のかたまり」1:23→「やめないで,PURE」1:56→(全員で「フラワー」1:12)

16-17 Hey! Say! JUMP 計3:09

 「Ultra Music Power」0:55→「Come On A My House」0:49→「Give Me Love」1:25

17-18 NEWS 計3:34

 「NEWSニッポン」0:55→「チャンカパーナ」1:03→(MC 0:09)→「LPS」1:27

18-19 関ジャニ∞ 計2:58

 「ズッコケ男道」0:35→「ここに」2:23

18-19 嵐 計4:06

 「A・RA・SHI」0:48→「Happiness」1:15→「感謝カンゲキ雨嵐」2:03

19-20 V6 計4:05

 「HONEY BEAT」1:50→「Beautiful World」2:15

なんなら時間だけで見ると嵐とほぼ一緒という…だから3曲やろうと思えば全然できる時間ではあったんだなー、と思いました。(むしろV6だけのものでないカウコンで、会員数も売り上げもぶっちぎりジャニーズトップの嵐と同程度の時間もらえたのありがたいな…とすら思った)

 3曲できる時間の中でなんで2曲だったのかっていうことについては、やっぱり坂本さんの脚がまだ万全ではない*3のかなあと、邪推ではありますが思ってて…最初のメドレーでやったMFTPでも脚を上げる振りされてませんでしたしね。もうこれに関しては本当に無理しないで、焦らず養生してお大事になさってください、とにかく健康第一、としか思ってないので、言うことなし!!って感じです。個人的には激しいダンスが見られない状況なのであればソロや少人数での歌割りの部分を見たいので、むしろ2曲でじっくり聴かせてくれてありがたかったな…とまで思えてきました。最初は2曲にモヤモヤしてたのにむしろ2曲で良かったとまで言っとる!笑 やっぱり冷静でいることは自分の気持ちを助けますね…

 ということで、この時点でメドレー2曲だったことへのモヤモヤは完全に解消できました。次はグループチェンジメドレーとヒットソングメドレーに出なかった件についてなんですけど、これも過去のカウコンを見て半分落ち着き、残りの半分はメドレーに結構時間をもらってたと分かったことで落ち着き…という感じでして…

 過去のカウコンを見返して改めて分かったんですが、周年メドレー前後のメドレーに出ないことはたまにあるんですよね。16-17のHey! Say! JUMPと18-19の関ジャニ∞がそうで、特に16-17のJUMPさんは周年メドレー前のグループチェンジメドレーも後のヒットソングメドレーも出ていないので、こういうことはまあたまにあることなのかなーと思いました。ただまあ16-17のヒットソングメドレーはそもそも13グループ中8グループしか出てないってことと、この年はシャッフルメドレーがあってJUMPさんはそれには出てるというのはあるので、完全にJUMPと同じような感じだった!というのも違うよな〜とは思ってます。

 なのでまあ、30分出なかったことを寂しく思う気持ちはありますが、メドレーで結構時間をもらったことを考えれば総歌唱時間は過去の周年グループとそんなに変わらんのでは…?という風に思えたので、結論としては、「全然ネガティブになることなかったわ!ワハハ!素敵な光景たくさん見れたし、じっくり歌も聴かせてくれたし、これ以上強欲になるなら数字もっともっと出すしかないな、でもそれは自分一人ではできない!*4じゃあ気に病んだって辛いだけだな!やめよう!楽しかった!」っていうところまで落ち着けました!だいぶ精神的に楽!!

 

 次は二次的に感じてしまった「自分の好きなアイドルは事務所に大事にされているのだろうかというわずかな不安」についてなんですが、これはカウコンを見ただけで思ったことというわけじゃなくて、去年はジャニーズメドレーをやる音楽特番に出なかったりしたので、その辺で感じていた(でもその時は問題なく飲み込めていた)小さなとっかかりがカウコンで顕在化してしまったという面もあるのかなーと思ってます。で、この気持ちを言語化したときに真っ先に思ったのが

この感情はめちゃめちゃ危険だ!!!

っていうことだったんですね。まあそもそも前述のとおり確かめてみたらメドレーでかなり時間をもらってるんですからこの不安は割と的外れというか、自分が勝手に感じてただけだなって話なんですが*5、この感情は自分の中で完全に無くしておかないといけないと思ったのでちゃんと書きます。

 この不安を危険だと思った理由としては

①「好きなアイドルに自分が求める行動(カウコンにガンガン出る)が実現されなかったこと」を「好きなアイドルが大事にされなかったこと」と完全ではないにせよ同一視している*6

②そもそも大事にされてなかったとして不安に思う必要がない

の2つが大きな理由として挙げられます。まず①についてですが、この2つは当然ながら一致することもしないこともあるのだから同一視してはいけないというシンプルな話で、今回のカウコンでモヤモヤしてるぐらいだったらまだかわいいもんなんですけど、この気持ちがエスカレートするとかなりまずいなーと思ったんですね。この段階では「自分が求めること」を「事務所が私の好きなアイドルを大事にした結果の事実」と勘違いしてるだけですけど、この勘違いを放っておくと「事務所」が「本人たち」にすり替わるときもそう遠くなくて、「自分が求めること、見たいものが実現すること」=「本人たちがV6を大事に思っているという事実」になる可能性がある、そして自分が自分のエゴで求めるだけのアイドルの姿を彼らに「あるべき姿」として押し付けるという最低の行為の萌芽になりかねん、これは危険だ、と感じた次第です。だからこの同一視はやめなければいけないとまず思いました。

 あとは②についてですけど、これはもう理由がそのまま説明って感じです。(私にはわかる訳ないけど)大事にされてなかったとして、6人が変わらずいてくれたら何も不安に思うことなくない?だって別に事務所のこと好きになったんじゃないし…6人が最高のエンタメ見せてくれて私はそれを見て喜んでるっていうこの世界は変わらないじゃん、という気持ちでいるし、大事にされない=露出が減る、みたいなことについても、じゃあそれに一ファンができることって何よ?できる範囲でお金出してあとはアンケート出すとかそれぐらいじゃん、今もう(あくまで自分が続けられる範囲で)やってんじゃん、じゃあ不安になったってしょうがないでしょ、みたいなことを不安になってる私に対して冷静な自分が思ってるんですよ。おっしゃる通りって感じなんですよね…

 ということで、結論としては「あの人たちが大事にされてんのかそうじゃないかなんて知覚にバイアスのかかった(6人に色んなことを自分のエゴで望んでいる)自分に分かる訳がないし大体まずこんなこと自分に関係ない!私のジャニオタとしての精神世界には極論私とあの6人以外存在しないんだから、目の前の6人が最高のエンタメを見せてくれてるならそれを全力で受け取れよ!」という感じです。

 

 と、まあこんな感じで、ネガティブな感情は大体整理することができました。精神的に非常に楽だ!!ただ私は今のカウコンについて、このままで全然いい!変わる必要なんてない!と思ってる訳ではなくて、人数が増えてきた今もうちょっとゆったりしたやり方はないのかな…と思ってるのは書いておきたいです。V6ファンとしての気持ちとは別に、やっぱりシャッフルメドレーもその中の仮面舞踏会も見たいし、でも時間伸ばすのは東京ドームの使用とか裏番組との兼ね合いで難しいのも分かるし、年1でジャニーズが一同に介するのがいいんだから世代ごとに分けてやるのも違う気がするし…文句を言うだけ言っといて建設的な意見は何もないんですけど、今のカウコンに諸手を挙げて賛成って訳ではない、という話です。

 

 こっからは暗い話も終わって、前半書きそびれた感想と他グループで印象に残った人たちの話を乱雑にします。

 正直坂本担としては、東京ドームでソロを浴びMCでかわいいところを見せていただき、というだけで大満足でした…周年メドレーのBWのソロももちろん良かったんですけど、やっぱり最後のWAで、イントロだけじゃなくBメロもソロで歌ってくださったのがめちゃめちゃ嬉しかったです…じ、自担ジャニーズ背負っとるがな〜〜って感じで最高でした。あんだけジャニーズタレントの皆さんが集まってる中で坂本さんの歌から最後の曲が始まるのはやっぱり最高。あとMCもかわいかった〜〜CM中に「見てる〜?」ってボケをかましてくるの本気かネタかわかんなくて一瞬戸惑ったんですけど、なんかすごい黒目がきゃるきゃるしててかわいいということを残して感情が消し飛びました。

 放送前の5秒ジャンクションの後だったかな?歓声が結構上がったからタイノッチの2人が「俺たちが人気あるみたいでいいね〜笑」みたいなこと言ってたんですけど、あるとこにはありますからね!好きだからね!!と強く思ってしまいました。

 放送後の今年の抱負コーナー、V6で喋ったのは(抜けがなければ)長野さん、岡田さん、森田さんだったんですけど、長野さんの「今年48でネズミのカチューシャをつけてますが全然恥ずかしくないぜ〜」で最高、ヒロシナガノyeah、という気持ちになってました。岡田さんは「後輩がすごい」という趣旨の話をしてて、こういうとこで真面目な話題を出すのすごく「らしい」ところだなあと…後ちょっと鼻声だった気がするのであったかくして寝て欲しいなと思いました。んで森田さんはマジ小悪魔だった…「太一くんのおかげだね」みたいなこと言ってからの連絡先教えてよって言われたら「やだ笑」でリアルにグゥ…って声出かけました。「嫌です」とかじゃなくて「やだ」ってのがもう〜〜イケズ〜小悪魔め〜〜!!って感じでした。

 席が結構端寄りだったのでツイッターのレポで流れてた三宅さんの写真撮影タイム全く見えてなかったんですよね…そんなことあったんだ…やっぱ文明の利器は偉大ですね。

 こっからは他グループの人たちの話ですけど、放送後の抱負コーナーでジェシーくんが頭にネズミつけたまんま真剣に抱負を語ってて、本人大真面目なんですけどカメラがネズミもちゃんと一緒に映しててかわいかったです。あとSixTONESだと松村北斗くんの放送前の(RAM-PAM-PAM?)の衣装メッッチャいいですね!かっこいい!あと本人がセクシー!

 これも抱負コーナーですけど、山Pに振られる前に村上くんが後ろの方にいた山Pを前に出してあげてて、中間管理職〜となりました。全体的に関ジャニ∞司会の補佐みたいなポジションで立ち回ってて、偉いな…すごいな…(何目線って感じですけど)と思ってました。

 今回席がアリーナ外周真横で、結構はけていくジャニーズの方々を間近で見れる席だったんですけど、戸塚くんとか塚ちゃんとか宮田くんとかマリウスくんとかがファンサしながらはけていくところを間近で見られて、心臓に悪かったです。ただ一番ぶっちぎりで心臓に悪かったのがふぉ〜ゆ〜の辰巳くんで、数席離れたところのお姉さんが持ってたうちわに応えて投げキッスをしてたんですけど、方向がほぼ一緒だった私もそれをまともにくらいまして…もらいファンサでめちゃめちゃ心拍数上がってしまうという…もう一回間近を通った時もウインクしながら韓国アイドルっぽいハート(親指と人差し指クロスするやつ)をしてて、顔めっちゃ小さいしあごめっちゃほっそいし目おっきいし気の強そーな目してるし左耳ピアスだし、こらぁやばいなと思いました…とりあえずラインでふぉ〜ゆ〜と友達になりました。そして昨日のラインライブも見ました。深淵がすぐそこまで来ている気がする。ヤバイよ〜〜!!!

 

 手短に終わらせるつもりだったのになっげ!笑 カウコンなんやかんやで楽しかったので、今年も楽しくV6を応援していこうという所存です!!

 

*1:これはわずかなものですが

*2:フラワーも扱いとしてはメドレーの一部だったんですが、全員歌唱だったのとこの年他に全員歌唱の曲がなかったため大団円枠とみなして外しました。

*3:だから激しいダンスをやる曲は入れられなかった

*4:もちろんお金落とせるところでは落としていきますが

*5:衣装が変わってなかったというところはありますが私はそもそもこれはあんまり気にならなかった、井ノ原くん出ずっぱりだったからかな〜とかのんきに思ってたので

*6:確認した結果割と出てたんですけど、ここで言ってるのはそう感じたときの体感だと思ってください